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じゅういち ページ11

A視点




「おー君。お昼ご飯一緒に食べよう?」



「もちろんめう!」



そう言って立ち上がるおー君。



俺は購買で買ったパンを持っておー君の隣を歩く。



「Aそれ、うちの学校で大人気の焼きそばパンやろ?いっつも売り切れてるのにどうやって買ったんや?」



「グルッペン君がくれたんだ。」



おー君が急に歩くのをやめる。



「…おー君?行こ?」



おー君は顔をゆっくり上げて、真剣な目で俺に聞いた。



「Aはグルッペンのこと好きめう?」



「随分と急だね」



「だ、だって…昨日も助けてもらったみたいやし……グルッペンのこと好きになるんかなって…」



もしかして…



「おー君ヤキモチ焼いてるの?」



ヤキモチを焼くおー君が可愛くて少し笑ってしまう。



「!…んーぅ……」



「図星なんだ。」


そう言って少し背伸びをして自分の頭より高い位置にあるおー君のほっぺをつついてみる。



「むぅ…その通り、めぅ……」


少し頰を赤くするおー君は相変わらず綺麗だった。


「おー君しゃがんで」


「…?」



少し不思議な顔をしながら俺の目線に自分の目線を合わせてくれるおー君



「俺はどこにもいかないよ。安心してね。」


おー君の頭を撫でた。


色素が薄くてふわふわの髪の毛は相変わらず気持ち良かった。



「……」


おー君が照れてる!レアだ…


「…いつまで撫でてるんや!」


急におー君が膝を伸ばしたから俺の手は上に弾かれてしまった。




「A顔緩みすぎめう!早くご飯食べるめう!」



そう言って俺の手をぐいぐい引っ張って行くおー君。



この高校って屋上開いてるのかな…?



.

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天の声 - マンちゃゃゃゃゃゃやぁぁぁんんん!!!!!嫉妬有難うございます!(^ω^)夢主くんも可愛い!このペア最高!これからも頑張ってください!更新されるたびにこの変態が発狂するゾイ (2019年1月22日 20時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
やすべ(プロフ) - 紺狐(ユウ)さん» うぁぁぁありがとうございます!更新遅くて申し訳ないです…ヒィヒィ……コメントとても力になります…嬉しいですありがとうございますこれからも妄想垂れ流します (2018年10月11日 23時) (レス) id: d4cb1582f6 (このIDを非表示/違反報告)
紺狐(ユウ) - 面白かったです!マンちゃん嫉妬してんのめっちゃ可愛い!更新頑張ってください!(スライディング(?)) (2018年9月23日 21時) (レス) id: 6446cf17af (このIDを非表示/違反報告)
やすべ(プロフ) - びくさん» ありがとうございます!嬉しいです…ヒィヒィ (2018年7月29日 23時) (レス) id: d4cb1582f6 (このIDを非表示/違反報告)
びく(プロフ) - 可愛い…夢主もオスマン先生もかわいい…(語彙力) (2018年7月29日 19時) (レス) id: aa3e277ccb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やすべ | 作成日時:2018年5月14日 20時

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