全部盗んで、怪盗さん【2j3j】

@雨 ページ7

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渡「ただいまぁ」

風「おかえり、掃除済ませちゃお。手伝ってあげるから」

渡「手伝ってくれるマ？よっしゃやるぞ」



カフェに戻って奏斗とカフェの掃除をする。1人でやらなきゃいけないかと思ってたけど奏斗優しいからな、元々1人でやらせる気なかっただろ。ゆーて机と床を拭いて、洗ったものを棚に戻すだけだ。2人で緩く雑談する。



渡「明後日、Aちゃん来るって」

風「りょーかい、……明後日は雨予報だからタオルも用意しとこ」

渡「またびしょ濡れになったら次こそ風邪引きそうだもんな」

風「だね、Aちゃん天気予報見てないと思うし……迎えに行ったら？」

渡「……１回近くまで迎えに行ったことあるんよね」



そう言うと奏斗はえ゛？！と仕事の手を止めた。言ってなかったっけな。別に隠すことでもないし、あったことをそのまま話す。



渡「昔、雨が降ってるからってAちゃんの高校の近くまで迎えに行ったことがあるんよ。その時、めちゃくちゃ怒られた。恥ずかしいから来ないでくださいって。その日はカフェに来る予定だったのに怒って帰っちゃった。｣

風「ふははwwそうなんだ！www」

渡「笑うなよ！！意外と恥ずいしショックだったんだよ！」



奏斗はひぃひぃ言いながら呼吸を整えようとしている。そんなおもろい話か？それがあってから、Aちゃんとここ(カフェ)以外で見かけても声をかけていない。ほんとは話しかけたいけどさ。




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