平和とか、正義とか。 (ページ6)

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昔の夢ページ6

乙骨『AさんAさん！もう夕方ですよ～？』

『…ん？憂太…？嘘！夕方！？ごめーん寝てた？でも、真希がやっててくれたんでしょ？』

真希『Aさんって寝るんですね。』

『え、そりゃあ寝るよ～！笑』

乙骨『Aさん…？どうかしたんですか？』

『…？』

気づくと私の頬には涙が流れていた。

『あれ…なんでだろ。』

パンダ『ﾎﾞｿ今日のAさんちょっとおかしくないか！？泣いてるし、レアだよかなり！』

狗巻『しゃけ』

『ちょっと…昔の夢…見てたからかな。』

乙骨『昔の夢…？』

『私が高専に通ってた頃のね。』

真希『Aさんの高校時代とか想像つきませんけどね。』

『やだなぁ～、私だってピチピチの時あったんだから。』

五条『あー！サボり魔のAちゃんだ！』

『ｹﾞｯ…サボってないよ、寝てただけだもん。』

五条『え、ｹﾞｯって何、』

五条『ていうか、今日はもう終わり！みんなご飯食べて寝ろ～！』

『はーーい』

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

五条『パンダが心配してたよ～？あんなA見たことない～って、棘もこんぶ！！って言ってたし』

『あー…。ちょっと昔の夢見ててさ…』

五条『…昔かぁ。どーせ傑の事だろ、あの頃のAってさ、傑のこと好きだったの？恋愛的な意味でだよ。』

『…そうゆう感情はなかったよ。けど、今までで1番ってくらい、失望…悲しみいろんな負の感情が混ざった。』

『忘れもしないよ。あの時のこと…』

あの頃の私達はまだ、幼かったのかもしれない。