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拾参 . ページ15

少女は私を見て目を丸くしている。


駅員「あぁ、お父さんですか。」

私はこの子の父親になりきる。

駅員が去ると、さっきまで子供らしさを全面に出した笑顔で駅員に微笑みかけていた少女が、

とたんに冷酷な表情になったーーーーーーー


あ、これは私のことをかなり警戒しているな...


『あなたは、誰ですか。』

誰が幼い少女からこんな大人びた少女へ変貌すると思うだろうか。

思わず笑ってしまった。


どうしてそんなに大人びているのか。

思ったことを素直に聞いてみた。

『あなたには、演技をしなくていい。しても無駄。そんな気がした。』


ーーーーーーーあぁ、やっぱりこの子は可能性を秘めた原石だ。

私が"危ない人"だと悟ったのだろう。

この原石を手に入れたい。
そして磨き上げて、ダイヤモンドよりも美しい、
最高の宝石(殺し屋)にしたい。

私は名乗り、また、直球に尋ねる。

森「君、捨てられたんだろう?」


森「私と一緒に来なさい。」

拾肆 .→←拾弐 .



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綾ゞ(プロフ) - ルキさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2017年1月17日 20時) (レス) id: 8f100aa22d (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 続き、頑張れ!面白いのですよ! (2017年1月17日 19時) (レス) id: 19e79936d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾ゞ | 作成日時:2017年1月12日 20時

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