今度はいっしょに ページ39
Aside
12月24日。俗に言う聖なる夜ってやつです。
もちろん私も彼と一緒にいますよ。
『 Kis- My- Ft2の皆さんで〜す。 』
画面の向こうですけどね。
あ「こんなの、、ただのオタクじゃないか〜〜!!!!」
ちなみに私、もう出来上がってます。
お昼は明里さん、沙羅、芽衣と飲んで、帰って1人でまた飲み続けてる。
だけどなんか今年はいつも以上に寂しい。
だから今日は彼に許可をもらって、全身二階堂くんの服着てる。
自分が動く度に彼の匂いがして、無駄に手とか振っちゃう。
二階堂くんが帰って来るまで起きていられるかなぁ、、
なんて思いながらも、ほとんど目を閉じた状態で20分後にアラームをセットして、ソファに横になった。
・
・
・
・
ヴーヴーヴー
あ「んー、、もう20分?」
あ「あとちょっと寝......え、え?」
あ「え!!!?」
に、二階堂高嗣!!!!!
2「ん、、、あ、起きてる。」
あ「え、あれ!?さっきまでテレビいた、、」
2「いつの話してんの。」
あ「いつって、、待って今何時!?」
2「さぁ、、」
あ「23時37分!!?1時間も寝てるじゃん、、」
私が起きたのは何回目かのスヌーズでした。
2「せっかく日付け変わる前に帰ってきたのに寝てるから俺も寝た。」
あ「うわ〜、ごめんね!!起きておくつもりだったの!!!」
2「うん、でもそれかわいいからいいよ。」
、、酔ってる。
言うことも、話し方もいつもと違う。
あ「それって?」
2「服。俺のでかいね。超かわいい。」
あ「相当飲んだんだね。」
2「ちょ、スルー?もっとこう、照れるとかあるじゃん。いつもみたいに。」
あ「心臓はバックバクだよ。」
2「珍しく顔に出てないからおもしろくない。」
あ「おもしろがってたんだ。」
2「うん。だってかわいいし。」
負けたよ二階堂高嗣、、
素直になるよ二階堂高嗣、、
あ「、、、会いたかった〜!!」
2「おわっ!急すぎ!」
私が飛びつくとそのまま倒れちゃった。
ラグ、ふわふわにしといて良かった。
2「今年はビデオ撮ってないんだ?」
あ「うわ!もうそれ忘れて!黒歴史!」
2「なんで?おもしろかったよ?」
あ「もう2年経ったんだよ?もう大人ですから。」
2「ふっ、今度はいっしょに撮ろうか。」
彼の仕事でクリスマスが暇なんて当分有り得ないだろうけど、
そう言ってくれる彼が愛しかった。
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時