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恥ずかしいことも ページ35

2 side


2「簡単に言うと、、もっと会える時間を増やしたいから。」

こんな恥ずかしいセリフを、いつからサラッと言えるようになったんだ俺は。


2「家に帰ったらAがいるって、すげえ嬉しいんだよね。帰る場所が同じだったら、絶対会えるじゃん。」

2「だから、一緒に住まない?」


あー、泣きそうじゃん。

別にまだプロポーズとかしたわけじゃないのに。

それに、最近は俺がAを引き留めて泊まらせることが多いから、もうほぼ半同棲みたいなもんだし。



あ「うぅ嬉しい、、。ありがとう。」

俺も最近頑張って素直になろうとしてるけど、

やっぱりこいつには勝てないと思う。

あ「お願いしますっ、、!!」

2「ん、良かった。これで安心してハワイに行かせられる。」

あ「すぐ帰ってくる!!」

2「ちゃんと仕事はして。」

あ「速攻で終わらせます!」

2「お土産。」

あ「アロハシャツでいいよね。」

2「いらねえよ(笑)」

あ「お揃いの買ってくるね。」

2「絶対着ないから。」

あ「楽しみだな〜ハワイ!」

2「さっきまで寂しそうにしてたくせに。」

あ「会場がすっごくオシャレで華やからしいんだよね〜。」

2「憧れる?」

あ「どんなホテルなんだろ。」

だめだ、また自分の世界入ってる。

今の、結構大事な質問だったんだけど。




いつもは俺の都合で会えないことが多くて、待たせてる立場だったけど、

今回は逆で、しかも外国となると、なんか、、、



2「電話して。」

あ「へ?」

2「俺もハワイ見たいし。」

なんだこの理由。

あ「え、あぁ、うん!ビデオ送るね!」

いや、聞いてた?

2「そうじゃなくて、ビデオ通話、しよ。たぶん、、お前の顔も見たくなるし。」

あ「あ、わ、わかった!する!/ / /」


こいつといると、ほんとに俺が壊れる。

千賀とかに聞かれてたら絶対バカにされる。



だけど、気づいたら恥ずかしいことも言えてたりするから恐ろしい。

それに今日は特におかしい。

言うほど久々でもないのに。

触れたい、とか思ってる。



さっきので照れたのか、ちょっとだけ静かになったAを抱きしめる。


うわぁ、なにこれ、めっちゃ落ち着く。

そういえば、ハグさえ久しぶりかもしれない。

キスなんて何ヶ月もしてない。

腕の中で何か言ってるAの慌てる声。

ハグ以上のことしたら、どうなるんだろ。

だめだ、今日の俺やっぱりおかしい。

危険スイッチ→←彼の提案



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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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