友達と私 ページ10
Aside
あ「どこ行こうかな〜」
久々の休みで、とりあえず車を走らせる。
♪ キラキラの恋しよう まるごと知りたいよ....
車ではいつもキスマイをかけてる。
二階堂くんと知り合ってから、なんだか複雑だしあまり聴かないようにしてたけど、
最近はもう吹っ切れて、また聴くようになった。
あ「服でもみようかな。」
紗「A??」
あ「紗羅!!久しぶり!!」
紗「久しぶり〜!元気だった??」
紗羅と会うのはあのバーベキューぶりだから、1ヶ月ぶり。
あ「なんか、綺麗になった?」
なんだろう、なんとなく、紗羅がちょっとキラキラしてるように見えた。
紗「え!!何急に(笑)」
あ「分かんない(笑)あ、なんかいいことでもあったとか?」
紗「あ〜、実は、、、彼氏ができましたー!!」
あ「えぇ!!おめでとう!いつから?」
紗「あのバーベキューの後から佐藤くんとよく連絡とるようになって、、」
あ「え!あの佐藤くん!!?」
あんまり覚えてないけど、まさかあの中の1人とは、、、
紗「まあ、私のことはもういいから!Aはどうなの?」
あ「どうって(笑)」
紗「あ、ちなみに、芽衣も最近彼氏できたらしいから。」
あ「は!!?待ってよ、聞いてない!」
紗「私もこの前聞いたの。」
紗「てことでA、そろそろやばいよ?」
あ「やばいって、私まだ23だs.....
紗「もうすぐ24になるでしょ!」
あ「あ、覚えててくれてるんだ(笑)」
紗「話逸らさないで。」
・
・
紗「じゃあ、3人のときじっくり話そうね。」
あ「もういいよ〜、、、ばいばい!」
結局あのあとすごい剣幕で彼氏をつくれと言われ、約1時間、、
気持ち的に疲れて、服もあんまり見ないまま帰った。
そりゃあ、私だって彼氏欲しいよ。
あ「はぁ〜、、」
そんなことを考えながら、携帯に映るのは、まだ一度も使ったことのない二階堂くんの番号。
二階堂くんとも3週間近く会えてないし、もちろん連絡もとってない。
あ「それが普通なんだけどね、、」
勢いで友達になって、連絡先までもらって、、、
あ「うわ、恥ずっ、、」
あ「18時か、ご飯作らなきゃ。」
ヴーヴーヴー
私が立ち上がるのと同時に、机の上で揺れ始めた携帯。
私に電話してくるなんて、紗羅か芽衣くらい。
あ「、、、え?」
着信: 二階堂高嗣
私の心臓がバクバクと音を立てた。
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作者名:ちーず | 作成日時:2017年10月16日 19時