第７話 七人の守護者と家庭教師 ページ9
「そのリングはボンゴレ後継者の証だ。」
「勝手に決めるなよ！大体、そんなヤバイ話に皆を巻き込むなって！」
「ありがたき幸せっす！」
「え？」
「身の引き締まる思い！頑張りましょう！１０代目！」
獄寺君・・・めっさ喜んでるよ・・・(汗)
「獄寺のリングは嵐のリング、山本のは、雨のリングだな。」
「そーいや、オレのと違うな。」
「ん？そうか？」
「何なんだよ、嵐とか雨とか。天気予報じゃあるまいし・・・。」
「初代ボンゴレには、個性豊かなメンバーが揃っててな。その特徴が、リングにも刻まれているんだ。初代ボスは、全てに染まりつつ、全てを飲み込み包容する、大空のようだったと言われている。故に、リングは“大空のリング“だ。」
じゃあ、オレが持ってるこのリングが大空のリングた・・・。
「そして、守護者となる部下達は、大空を染め上げる様々な天候になぞられたんだ。全てを洗い流す恵みの村雨、“雨のリング”。荒々しく吹き荒れる疾風、“嵐のリング”。何者にもとらわぜず我が道を行く浮き雲、“雲のリング”。実態の掴めぬ幻影、“霧のリング”。明るく大空を照らす日輪、“晴のリング”。激しい一撃を秘めた雷電、“雷のリング”。つっても、お前たちの持ってるリングだけじゃまだ」
「ストップ！ストップー！！」
「なんだ？」
「とにかく、オレはいらないから！」
二人もいらないと言ってくれるんじゃないかと聞いたら、山本がいらないと言ってくれた。でも、オレの「ロン毛がまた来る」という言葉でやる気になり、修行してくると言って行ってしまった。
「もうちょいで晴のリングを持ったやつがここに来る。今回は時間がねーからオレ一人じゃ面倒を見切れねー。という訳で守護者一人ずつに専属の家庭教師をつけるんだ。話をつけてる間に、お前は上にいる綱斗を呼んでこい。」
「え！？」
な、何で綱斗の名前が出てくんだよ・・・。ま、まさか！
「ヴァリアーに迎え撃つためには、一人でも多くの戦力が不可欠だ。それくらいヤベー連中だからな。お前の気持ちも分かるが、何もしなかったら、綱斗だって命を狙われる可能性があるんだ。護身術もかねて、修行はしておいた方がいい。」
「そ、そんな・・・。」
綱斗が巻き込まれることは、ないと思ってたのに！
「早くいってこい。時間はねーんだ。」
「わ、分かったよ。」
オレは渋々、綱斗がいる病室へと足を運んだ。
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レープレ(プロフ) - そんなに喜んで貰えるなんて嬉しいです！受験の関係上、バレンタインデーまで更新できませんが、気長に待っていただければ幸いです！ (2017年1月17日 17時) (
レス) id: c072414a5d (このIDを非表示/違反報告)
あさり@食べないで！(プロフ) - とても面白かったです！サイサイとリボーンのコラボ、結構読みたいとは思ってたんですけど、ないだろうなぁーって思ってたんで。嬉しいです！のんびりでもいいので、更新待ってます！ (2017年1月17日 15時) (レス) id: f600c03643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レープレ | 作者ホームページ：http://repure
作成日時：2016年12月17日 18時
