第１０話 天然少女の差し入れ ページ12
「そう言えば指輪持っている人、獄寺君と山本しか知らないんだけど？」
「残るは晴、雲、雷、霧だな。晴は了平、家庭教師はコロネロだぞ。」
「えーー！？お兄さんも持ってるの！？京子ちゃん心配するだろ！？」
「アイツには、ファミリーに欠かせない重要な役割があるからな。」
京子・・・？笹川さんか。
その兄も守護者の中にいるのか。
「雲の守護者は雲雀。家庭教師はディーノだぞ。」
「ヒバリさんまで指輪持ってるの！？てかディーノさんがヒバリさんの家庭教師！？あの二人、色々と大丈夫なの！？」
「綱斗のために説明してやるが、雲雀はお前が通う並盛中の風紀委員長にして、並盛最強の不良だぞ。群れていたり、学校の風紀を乱したりしたら、容赦なく仕込みトンファーでめった打ちにされるから気を付けろ。」
怖！そんなことして、先生が黙っているとはとても思えないぞ？
「先生とかでもどうしようもできないくらい、雲雀さんは強い人なんだ。会うことがあったら気を付けてね。」
大丈夫だ。必要以上に誰かと関わったりしないから｡
「霧と雷は時期にわかる。半分期待してろ。」
「半分って何だよ！！」
それにしても、あそこにいる奴、何をしているんだ。僕達の修行を見ているようだが、只者じゃないようだし。
「ヘルプ！ヘルプですーー！」
ん？何だ？
「は、ハル！！？何やってんだ！」
ハル・・・？三浦さんか。上は見ない方が良さそうだな。
「キャーー！見ないでくださーーい！！」
「なっ！？ぐぁ！！」
綱吉は落ちてきた何かを顔面でキャッチして後ろに倒れた。
「す、すいませんでした！」
「全くもう、何しに来たんだよ。」
「修行していると聞いて、差し入れに来たんです！綱斗さんの分も作ったので、二人で食べてください！」
「あ、ありがとう。」
(ったく、調子狂うなぁ。)
「ジャージ穿いてくればよかったですぅ(T-T)」
「おい！そろそろ修行を始めるぞ。」
「そうだ！修行と言えば、途中で獄寺さんに会いましたよ？」
「えっ！獄寺君もここに！？」
「はい、橋の向こうに。声かけたんですけど無視されて、何か傷だらけのボロボロになってましたけど・・・。」
「周りに誰かいなかったか？」
「一人でしたけど？」
獄寺・・・というと、僕達の右腕を名乗っていたやつか。
「何で！？家庭教師付いてないの！？」
「獄寺め、シャマルに断られたな。」
「えっ！獄寺君の家庭教師ってシャマルだったの！？」
ドナタデスカ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レープレ(プロフ) - そんなに喜んで貰えるなんて嬉しいです！受験の関係上、バレンタインデーまで更新できませんが、気長に待っていただければ幸いです！ (2017年1月17日 17時) (
レス) id: c072414a5d (このIDを非表示/違反報告)
あさり@食べないで！(プロフ) - とても面白かったです！サイサイとリボーンのコラボ、結構読みたいとは思ってたんですけど、ないだろうなぁーって思ってたんで。嬉しいです！のんびりでもいいので、更新待ってます！ (2017年1月17日 15時) (レス) id: f600c03643 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レープレ | 作者ホームページ：http://repure
作成日時：2016年12月17日 18時
