第９話 死ぬ気で崖登り ページ11
「えっ？えっ？うわーーー！！ここどこぉーー！？」
「お前が選んだ場所だぞ？」
「え？」
「死ぬ気になったお前がここまで来たんだ。本能的にやることがわかってるみてーだな。」
成る程、それで選んだ修行が崖登りか。
だがいくら死ぬ気でも登れるのか？ざっと見二百メートルはあるぞ。
「さ、登れ。綱斗なんて、死ぬ気弾無しでここまで来てるんだ。お前も弟として頑張れ」
(綱斗、死ぬ気弾無しでここまで登っちゃったの！？やっぱり、記憶が無くても綱斗は綱斗なんだなぁ・・・)
「てか頑張れって、お前なあ！！え！？うわーーーーーーー！！」
・・・皆さん察しの通り、綱吉は落ちました。あんな高さから落ちて寧ろよく生きているな。
まぁ、切りがいいし僕も降りるとしよう。
「ゲホッ！ゲホッ！」
「あと百メートルもありますぞ。これじゃ、とてもヴァリアーに歯が立ちませんぞ。エッヘン。」
いつの間に崖から降りて着替えたんだよ、お前。
「うるさいよ！いきなりあんな崖を登りきるなんて無理があるだろ！？」
「まぁ今の段階でお前が出来ればオレだってビックリだ。今回の修行は綱斗と同時進行でいくぞ。二人とも二日でこの絶壁を登れるようにしろ。それくらいの基礎体力は修行の最低条件だ。」
「そんなの無理に決まってるだろ！？そんなメチャクチャな特訓ってあるかよ！！」
まぁ普通に考えたら、かなり無茶な修行だ。とてもできる気はしないな。
「メチャクチャじゃねーぞ？」
「え？」
「これは初代ボスがしたという、由緒ある修行だぞ。」
初代・・・ジョットがか？
「初代が？」
「歴代ボンゴレボスにも、色んな戦闘スタイルの奴がいてな、武器もそれぞれ個性をいかしたものだった。たとえばナイフ、あるいは銃。フォークが武器なんてのもいた。その中に一人だけ、お前と同じグローブを武器に、戦った奴がいる。」
「え！？」
「大空とうたわれた初代ボンゴレだ。初代は、歴代最強と言われているんだぞ。今回お前がする修行は、グローブを極めた初代のやり方を参考にするぞ。初代はまず、いつでも
「えー！既に身体中筋肉痛で持たないって！」
「そのための死ぬ気弾だぞ。」
「リ・ボーン！死ぬ気で休む！！」
「これがミソだぞ。休み方によって修行の効率は何倍にも上がるからな」
・・・やれやれ、これは長い修行になりそうだな。
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レープレ(プロフ) - そんなに喜んで貰えるなんて嬉しいです！受験の関係上、バレンタインデーまで更新できませんが、気長に待っていただければ幸いです！ (2017年1月17日 17時) (
レス) id: c072414a5d (このIDを非表示/違反報告)
あさり@食べないで！(プロフ) - とても面白かったです！サイサイとリボーンのコラボ、結構読みたいとは思ってたんですけど、ないだろうなぁーって思ってたんで。嬉しいです！のんびりでもいいので、更新待ってます！ (2017年1月17日 15時) (レス) id: f600c03643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レープレ | 作者ホームページ：http://repure
作成日時：2016年12月17日 18時
