【ヒロアカ】目が覚めたら路地裏でした。取り敢えず、誰か助けろ下さい。【文スト】 (ページ2)

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血が一滴ページ2

何故俺はここに居る。
可笑しい。可笑しすぎる。

俺が任務にあたっていたのは廃ビルだ。こんな路地裏ではない。

てか、対象の男は何処行った。
そもそも此処は何処なんだ。

ごちゃごちゃ頭の中で疑問が生まれるが、その全ての疑問に答えることが出来ない。

一度辺りを見回そうと、首を回す。
水道、ゴミ箱、チラシ…今回の任務で殺した奴ら。

「いやいやいや、何で居るんだよ怖！！
飛ばすなら俺だけでいいだろうがクソ！！！」

もう笑えない。此処はパラレルワールドか何かか？

さっきも思わず口に出してしまったように、飛ばすのなら俺だけでいい。

なのに此奴らも飛ばされているということは、範囲が決まっているということだ。

俺は、あの男から、2米程離れていた。
すぐに飛ばさなかったのは、最初に俺が警戒して近づかなかったから。

最初は…5米は離れていた筈。
5米以下、2米以上ってことか。

「はぁ…考えてたら頭痛くなってきた。」

そもそも俺は、普段あまり頭を使わない。
大抵力で何とかなるからだ。

…誰だ今なってないじゃんって言ったの。

まぁ～？確かになってはいないけど～？これから何とかするし～？…

ごめん自分でやってて気持ち悪くなったからやめるわごめん。