オリジナル小説 −高校初恋− ２

50話　見学 ページ12

今日見学に来てくれたのは男女計60人…
Aと正樹は説明係を任されたのですが

A「えーっと、今日皆さん1年生に弓道について説明をする佐々木Aと男子弓道部の副部長の」
正樹「金谷正樹でーす」
A「今回は基本の型についての説明を簡単にした後、実際に2、3年生の活動風景を見てもらいます」
正樹「まずは道具と基本姿勢の説明からね 弓道の基本の型は射法八節といって、矢を持たず、弓だけで行う練習。 で、これが弓だよ」
A「射法八節のあとはゴム弓 ゴム弓は弓を弾くのに必要な筋肉を鍛えるための道具です」

弓道は射法八節、ゴム弓、素引きなどそれぞれ感覚に慣れていくために必要な練習方法
いきなり初心者が矢を飛ばしたら危ないので注意

正樹「…まぁ、見学からそんな詳しく説明だけっていうのも嫌だろーからさっそく先輩方の実際のうち姿…見に行きましょー」

というわけで部員のを見ているのですが…
一つ気になることが…

女子「きゃぁ！あの人かっこよくない？」
女子「わぁ本当だっ！」
女子「やばいよね…っ 袴姿もまたかっこいいっ」

　 −スパンッ−

女子「「きぁぁああ〜っ かっこいいぃ！！」」
A「…」

そう、直也が後輩にすっごくモテているということです
た、確かに直也はかっこいいけど…っ
これほどとは…！

？「結城先輩頑張ってください！」
A「…ん？」
真実「結城せんぱぁい！」
A「…っ！！」

な、ななな
真実ちゃん！！？
なぜここに…っ

A「あ、あのさ皆… もうちょっと静かにしてくれないかな？(特にそこ…！)」
真実「(無視)結城せんぱぁあい！」
A「え…えっと… もっと静かに… ね？」
真実「きゃぁあ！こっち向いてくれたっ」←アイドルか

えぇええ…
ちょっ 正樹助け…

正樹「君可愛いね〜 ライン教えて」
女子「え…(照)」

この役立たず！(泣)

直也「おい 見学する態度を改めろ 弓道は遊びじゃないんだからな」
A「…直也…」
1年「「は、はい…」」

直也の言葉で静かになる1年生
ありがとう…直也

直也「A」
A「…？」
直也「困ったなら俺に言え… 助けてやるから」
A「…！…うん」
直也「あと… デート、行きたいんだろ…？しっかり頑張れよ(小声)」
A「っ！…コクン」

直也が戻った後、しばらくたっても私の顔の熱さはおさまらなかった

※作者は弓道初心者なので、おかしいところがあるかもしれませんがご了承ください

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