▼（安） ページ37
安田side
皆が急に現れて叫んだ亮に驚いて固まっている。
僕も彼の真剣な顔に圧倒されながら、何か言わなと思い声をかけた。
「すばる君って、あの、亮が昔助けられたっていう？」
「せやねん！！すごい！！！まさかこんなとこで会えるなんて！！」
亮は興奮気味に僕らに話し続ける。
暫くすると、皆んなもこの状況に慣れてきたのか会話に入ってきてくれるようになった。
「すばるって…もしかして長髪でやすくらいの背の…？」
「マル知っとるんか！？」
「知っとるも何も…音楽の授業の話、多分その"すばるくん"やねん。」
「え！あ、そか！確かに、すばるって珍しい名前やもんね…！マルが出会った人って、亮が探しとるのと同じ人やったんや！！」
「おいちょっと待てマル。お前、すばるくんの歌聴いたん聴いたんか…？」
「え？…う、うん」
マルの話に亮は「ずるい！」と叫ぶ。
「俺ずっと、すばるくんの歌聴きたくて話しかけに行っとったのに！！なんでマルが聴いとんねん！！」
プンプンと怒る亮に怯えながらマルは小さな声で謝る。
「ごめんてぇ…;;でも授業やってん。」
「！！そうか！音楽の授業で会えば…」
「渋谷すばるは音楽の授業選択してへんぞ〜」
いい事を聞いたと喜ぶ亮に信ちゃんが声をかけた。
「俺もその日の音楽の授業見学しとったんやけど、渋谷が急に教室出てったんにビックリして…入学希望届けやらスクーリングの出席簿やらで生徒情報調べてみたらあいつその一回しか音楽は受講してなかってん。」
僕らは首を傾げた。
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てん(プロフ) - のさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！完結まで、これからもよろしくお願いします(*´ω`*) (2018年2月23日 14時) (
レス) id: 8ddec21add (このIDを非表示/違反報告)
の - 面白い！！もっと多くの目に止まって欲しい作品です！ (2018年2月23日 7時) (レス) id: bc6e72f589 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 黒雪アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(*´ω｀*) (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8ddec21add (このIDを非表示/違反報告)
黒雪アリス(プロフ) - 設定ですごく面白そうだなと思っています、更新頑張って下さい(o^−^o) (2018年2月18日 1時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2018年2月18日 1時
