ホビットの妹は腐女子 (ページ19)

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16。怪我人最前線はダメですページ19

なうside

廊下を走る、目的の部屋まで後少しのところ

なんか後ろから凄い何かを感じるんだけど！

なんなの！？

pkt「ちょっと！怪我人が最前線にでないで!」

あ、ぴくとさんか

なう「いやいや怪我してませんし！」

pkt「してるでしょ！足の包帯巻き付いててそれ言うか！貴方馬鹿？！」

でも、

なう「…………私はこういう時の捨て駒だと自分を見てるんでね。」

pkt「はぁ!？」

ぴくとさんが私を止めようと腕を掴もうとしてきたがかわした。

ドアをバタンっと踏み倒しナイフを使わず

そのまま突っ込んで敵兵士の腹にナイフを突き刺した……といってもそこまで深くならないように刺す振りをした

"これだから最近の兵は弱いんだ"

刺されたと思い込んだ兵士は倒れた

ナイフについてるのは敵の血ではなくもとから付いていたものなので兵士に怪我はない

なう「兵士さんありがとう」

まるで私が主人公みたいに兵士を刺してもないのに倒れていく

tom「え？グルッペンさん、彼女って確か操縦士でナイフは使えないって」

gr「あぁ……切り札としてとっといたんだ、どんな敵国も彼女が飛行機に乗ってなかったら弱いと思っているからな、だいたい彼女を狙いに来る」

zm「なうー!!後で訓練所こーい!!」

tn「おいゾム、それ絶対戦うつもりやろ」

Rd「やばかっこよ」

kyo「らっだぁとは大違いや……」

Rd「……は？きょーさん？」

ru「ちょ！？ここで喧嘩始められると面倒臭いんだけど？！」

md「ﾎﾝﾄｳﾉｺﾄﾀﾞｶﾗｼｮｳｶﾞﾅｲ……」

Rd「おい」

nkm「隠れ戦闘員……すげぇ」

syk「昔のきんときじゃん」

kntk「イヤイヤイヤイヤあの時は色々ね、あったからね？」

良かった、皆無事だった

なう「やったぁ！全員倒せたぁ！」

pkt「うわっこれ俺が止める必要無かった気がする」

htb「皆さーん怪我してる人は居ませんか～？」

72「治療して欲しい人、早よ来て～？」

ng「僕が潜入する意味も無かったな」

あっそれはごめんなさい

なう「これにて一件落着!!」

そう言った瞬間、まだ生きている兵士か誰がやったかは知らないが

私の脚に紅い花が咲いた

それも先程怪我した方に

os「なう？！」

オスマンがそう言ったかもしれない

でも疲弊した私は起き上がることもできずに

そのまま床に倒れた