毒舌スーパーアイドルは朝日奈になりました2 (ページ48)

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第97話『MagicaRise★』ページ48

琉生side

貴「Parara! Pappaparara! Pararrarrarra!
Parara! Pappaparara! Pararrarrarra!

(クロックサーカス)

日が昇る時汝らは願い事を思い描く
叶わない夢ばかりを想っても
キミを見つめる瞳は本心をも震わす
本当は…？何を…？誰と…？したい…？
可能性や確率は必要…？

(プレミアムクロックサーカス)

必要に応じて夢を咲かせる事は出来ない
夢を咲かせるためには努力と強い志
努力も大抵のものじゃだめなの
そんなに何度も繰り返せないの
今必要だから？それは本当に必要？
我らが必要とする時に夢は開くの？
そんなのおかしいと笑えずにいてどうするの？
魔法が使えるように努力する？
それって変じゃない？
魔法を使って努力するなんて以ての外だわ
魔法はダメな大人達に対抗するために使うのよ

(チアフルキスレインボーver.)

Pa! Pa! Pa! Pararara! Pappappaparara!
Pararrarrarra! Rararrarraparrappayeah～!」

Aちゃんのステージはたくさんの色がキラキラしていて今まで見てきたものとは全く別物だった。そして、、

ジ「な、な、なんと！初日の神崎美月のPt数を超えたぜ！」
→ジョニー

そう。初日のオープニングアクトの神崎美月ちゃんのPt数を大幅にとまではいかなくても追い抜いた。

これはこの大会始まって以来の大ニュースだ。

今までのお淑やかで綺麗なステージとは格が違う。今日のステージは誘惑的で美しく人を惹きつけるステージだった。

ユ「……完敗ね」

ユリカちゃんも今までで一番いいステージだったけれど、ここまで技術を磨きあげられたAちゃんのステージに悔し涙を浮かべている。

貴「ありがとうございました！」

その後、蘭ちゃん対ヒカリちゃんのステージはヒカリちゃんが僅差で勝利。ユリカちゃん対蘭ちゃんのステージではユリカちゃんが調子を崩したかのようにPt数が下がり、蘭ちゃんが勝利。この時点でユリカちゃんと蘭ちゃんの順位がそれぞれ7位と6位で確定した。

そしてヒカリちゃんがおとめちゃんとの対決でこれまた僅差で負けてしまい5位が確定。

こうしてトーナメント戦最後の組み合わせはおとめちゃんとAちゃんに決まった。

Aちゃんもさっきのステージでポップのアピールを出したばっかりだからステージへの注目度は並大抵のものじゃない。

二人とも…頑張って欲しいけどAちゃんが頑張ってるのは知ってるからあとは僕からも応援を届けるだけだ。