第2話 ページ3
主人公サイド
主「ただいまパパ!」
父「おぉ。お帰りなさい。」
主「今からご飯作りますね。」
父「大丈夫かい?少しゆっくりしてからでも…」
主「良いのよ!疲れてるでしょ?パパこそ少しお休みになって!」
父「そうか。それじゃあそうさせてもらうよ」
主「ええ。」
私は夜士宮家の長女。パパはある大手音楽事務所の社長だ。
と言ってもパパと私は血が繋がっていなくて、本当の家族ではない
本物の家族は数年前に亡くなっている
遠い親戚だったパパが私を養子として引き取ってくれたのだ。
今では唯一症状の出ない男性だ。
問題なのは、パパの事務所は男性しか来ない「男性専用の事務所」だというところだ。
私にとっては地獄でしかないが、自分から寄り付かない限り大丈夫だと話してくれた。
だから自分の家でもあまり事務所の方にはやらないようにしている。
主「ご飯出来たよ〜!」
今はこの時間が幸せでたまらない。
この何気無い日々で良いんだ
わたしはこのままでいい。
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そう思っていたのに…
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作者名:snow monster | 作成日時:2019年10月26日 16時