私は河上万斉を救えるの…？いや、救う！

トリップ 第一生 7 ページ13

─一週間後

高｢準備は良いか
これから予定通り動いてもらう｣

高杉の合図により、各自持ち場についていく

ま｢Aはここで見張ってるっス、何かあれば私に言ってくれれば良いっスよ！｣

｢はい！頑張ります！｣
(あぁー始まったー怖いー……)

また子とAは前線から少し離れた森林で敵を見張っている

(誰か走ってきてる？腕押さえて…え、怪我してる！？)

？｢はぁ、はぁ、副長に…、早く｣

(あ、あれって…！)

ま｢真選組の奴っスね｣

｢…みたいですね｣

ま｢万斉先輩に伝えてくるッス、ここから離れちゃダメっスよ｣

｢はい…｣

ザッ
木の影から何者かが現れる

｢あ……｣

気づいたときには真選組隊士の心臓辺りに刀が貫かれていた

ま｢気づいてたみたいっスね｣

伊｢君の上司のようなやり方では真選組はこれ以上強くはならん。
僕の手によって真選組は生まれ変わるんだ｣

ま｢私は晋助様と守備の奴等に伝えてくるっス
Aは万斉先輩についてくっスよ｣

｢分かりました｣

山｢士道も節操ももちあわせない空っぽの器になんて誰もついていかんよ、
俺はあの人達についていかせてもらうわ…最後まで……｣

(万斉さん、物語通りに進むの？)

伊｢上司達にもしっかり伝えておいてやろう…いや、必要ないか
彼等もスグに君の所へいく事になるのだから｣

伊東の言葉が終わると同時に万斉の刀が振り下ろされた

ドスッ

トリップ 第一生 8→←トリップ 第一生 6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す