*17話* ページ18
***
私の笑いが収まった頃
「…レオナ」
「あ?何だ?」
「私、言いたいことがあるのだけれど…」
「あなた…2回も留年したそうね」
「…」
レオナが息を呑んだのがわかった
「うわ…、伝えてなかったんスか…」
「2回も留年するなんて…、あなた、一体どういうつもり?」
「いや…、「言い訳は結構」…」
「はあ…。…せっかくだから、私がここに来た理由、教えてあげる」
「は?理由…?」
「あなたのお兄様に言われたからよ」
「チッ……最悪だ…」
本当にレオナはファレナ様が嫌いなようだ
「それに…」
「レオナ。あなた、オーバーブロットしたそうね」
「!?」
「え!?何でこの人が知ってんの!?」
「マレウス様に聞いたのよ」
「だからAおねーたん、『待ってて』って言ってたの?」
「ええ」
「よりにもよってあの蜥蜴野郎かよ…」
そんなに嫌なのか…。そこにいるハイエナの少年も名前を出した途端、嫌そうな顔をした
「もう…、心配したんだからね」
「ははっ、心配されるほど弱かねぇよ。…ありがとな」
「レオナ先輩が…『ありがとう』…だと!?」
レオナが感謝を述べたら、すごく驚かれた
「え?」
「「「「「え?」」」」」
「…レオナ…あなた無愛想すぎるわよ…」
『はあ…』とため息が出た。最近、ため息をしてばかりだ
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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時