un cuoco curioso⑯ (ページ49)

今日:4 hit、昨日:44 hit、合計:4,069 hit

【高等部２年】714 ページ49

昔縁があった城一郎と鶴喰は個別で話し始め薊と真凪と城一郎はAや葉山に気に掛けたりとしていた。

汐「お…おじゃましまーす。」
葉「…おい潤、いくらドレスコードを設定してないとは言え私服はねぇだろ…。」
『潤さん…TPO。』
汐「うっ！だって楽な服で良いって言うから…。」
薊「だとしてもTシャツというのは…。」
堂「そんなこと言ったら城一郎だってそうだしな…。」
汐「堂島先輩達まで…。」

身内や知り合いだけだからドレスコードは設定しなかったが、流石にTシャツで着た二人に何か言いたげだったが今日は流石に説教はしないでおこうと踏みとどまっていた。

葉「そうだ…義母さん、この小さいのが俺の親代わりだ。」
汐「ちょっと！？…えっと汐見潤です、アキラくんがお世話になってます。」
真「Aの母の薙切真凪じゃ、こちらこそAが世話になっとるのう。」
汐「(古風だ！)いっ、いえ！逆に私の方がお世話になってるというか！」
葉「本当にな。ゼミの事とか普段の家事とかAが率先してやるしな。」
薊「…汐見くんは昔から家事や掃除は…うん。」
堂「…そうだったな。Aくんがいてくれて安心だな。」
汐「先輩！？私だって二人がいない時とかはちゃんとやってますからね!!?」
真「得手不得手があるのだから仕方あるまい、しかし…Aが家事とはのう。」
『幸平にいたんだから掃除洗濯できるよ…。』

薙切家にいたら恐らく出来なかったが幸平にいたとなれば話は別だと言うAだったがそこに話が一段落した城一郎と鶴喰、今しがた到着した四宮達が合流した。

城「おっ、汐見じゃねーか！久々に新作のゲテモノ食うか？」
汐「食べません!!」
乾「おじゃましまーすっ…Aちゃーん！選抜ぶりですね～!!」
関「やぁAくん、お誘いありがとう。」
『あ、乾さん達も揃った。久しぶりです乾さん、関守さん。』
四「よぉ、招待ありがとな。つーか堂島さん達も誘ったのか。」
葉「えぇ、義父さん達とも知り合いですし丁度良いかと。」
水「まさか鶴喰会長まで…Aって顔広くない？」
『コンクール出てた時に知り合った人なら結構いますね。』
ド「最近コンクールは出てないのかい？」
『いや…忙しくて、それに監修とか講師で収入あるから良いかなって。』
四「あぁ…そういや元帥だったな。つーかお前らフランス来る予定あるか？」
葉「『フランスに？』」