21:30 with LIKIYA ページ22
私は大きくあくびをする
陣さんのお説教を聞いていたら、眠くなってしまった
私はおぼつかない足で、自分の部屋へと向かう
すると、何かにつまづいたのだろう
私は転びそうになる
「きゃ!__」
目を開けると、誰かの胸に飛び込んでいた
「す、すみません!!」
体を起こすと、そこには一人、LIKIYAさんが立っていた
LIKIYA「お、Aか!ちょー、焦ったぁ!笑 誰かが転びそうになってるんだもん! 」
LIKIYAさんは本当に焦っているようだった
「本当にありがとうございます」
きっと私はLIKIYAさんがいなかったら転んでいただろう
LIKIYA「どーいたしまして。 でも危ないから部屋まで送ってくよ」
そー言ってLIKIYAさんは私の部屋まで送ってくれた
「本当にLIKIYAさんってお父さんみたいですね! __
ってあれ、私の鍵がない!!」
部屋の前までつくと鍵がないことに気づく
LIKIYA「え!まじかよ!」
「あっ!」
私はフロントから鍵をもらうのをすっかり忘れていた
状況を説明するとLIKIYAさんはほっと安心して
「もうー、心配させんなよ笑 」
そう言って笑った
フロントに走り出すとLIKIYAさんは私の名前を呼んだ
「A! 俺、お前を見てると、なんかハラハラしちゃって、、、。またお父さんみたいって言われるかもだけど、何かあったら遠慮なく俺んとこ来いよ!」
「は、はいっ!」
あまりの男らしさに息を飲む
「かっこいいなぁ」
私は転ばぬよう走った
さすがお父さん!
__________________________________________
LIKIYA side
"は、はい!"
Aはそー言うと、フロントへ鍵を取りに走っていった
もう転ばないでくれよ
俺はAを見送った後、部屋に入りカーテンを開けた
そして、ふと俺は思い出す
転びそうになるAを抱きしめた時の事を
案外華奢な体なんだな____
な、なんて!俺は咄嗟に現実へと戻り顔を赤くする
うわうわ、俺お父さん失格!?
そんなことを考えた
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北人LOVE - お久しぶりです。かなでです!名前を変えました!この小説何回読んでも面白いですね!これからも頑張ってください!りんのすけさん! (2019年1月23日 20時) (レス) id: 2dccddcfb6 (このIDを非表示/違反報告)
りんのすけ(プロフ) - かなでさん、そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです!これからも北人君を書いていこうと思います! (2019年1月6日 9時) (レス) id: 8d83f88021 (このIDを非表示/違反報告)
りんのすけ(プロフ) - 美紀さん、私も樹君大好きです! これかも頑張りたいと思います^ ^ (2019年1月6日 9時) (レス) id: 8d83f88021 (このIDを非表示/違反報告)
りんのすけ(プロフ) - ぴぽぽさん、ちゃんと最後にありますよ^ ^ (2019年1月6日 9時) (レス) id: 8d83f88021 (このIDを非表示/違反報告)
りんのすけ(プロフ) - まるさん、コメントが遅くなってしまいすみません。今後このような事がないよう気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございました。 (2019年1月6日 9時) (レス) id: 8d83f88021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんのすけ | 作成日時:2019年1月2日 16時