額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ10)

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『ナイト(騎士)バス?聞いたことないけど』

その時紫色の服を着た車掌?が私達に向かって声を発した

?｢ナイトバスがお迎えにあがりました｡身動きが取れなくなった魔法使い､魔女たちの緊急の乗り物です＿＿＿＿＿＿＿＿＿私はスタン･シャンパイク今夜は……｣

車掌は私たちを見るなり突然黙り目を細めて言った

スタン｢何してんだ？｣

ハ｢ちょっと転んじゃって｣

スタン｢2人で仲良く転んだのか？｣

スタンは鼻で笑った｡

『わざとじゃないんだよ』

私は大きな得体の知れない者がいた方へ私は顔を覗かしてみた＿＿＿けど何もいない

スタン｢いったい何を見てるんだ？｣

車掌も私と同じ方向へ顔をのぞかせる

『いや…何かがいたような気がしただけ！』

スタン｢おでこのそれなんだ？｣

スタンは私の額の傷を指さしたが私は手で隠して平然を装って言った

『ただの傷だよ｡小さい頃転んで』

スタン｢鈍臭いんだな｡転んでばっかりで｣

そして車掌は私とハリーの顔を交互に見て名前をしつこく聞いてきた

スタン｢それで名前は？｣

ハリーは焦ったように口に出した

ハ｢ネビル･ロングボトムだよ＿＿＿＿＿＿＿＿＿それでどこでも行けるの?｣

ナイス！ハリー話を逸らした｡私は心の中でガッツポーズした

スタン｢あぁところでお前さん達は杖腕を突き出したよな？間違いないよな？確かにこのバスを呼んだな？｣

きっとルーモスを唱えた時に杖腕を突き出したこのバスを呼んでしまったんだろう

『うんそうだよ､所でロンドンにまでいくらかかるの？』

スタン｢2人合わせて22シックル｣

私とハリーはトランクの中からお金を取り出しスタンに渡す

するとスタンは私達をバスの中に入れた､ハリーは目を輝かせて先に入っていく

私は私達の荷物を魔法じゃなくて自分の力で持ち上げようとするスタンをみていた

『大丈夫?両方重たいけど』

スタン｢いいって俺が運ぶ｣

｢うぅ｣と想像以上に思ったかったのか唸っている車掌さんに向かって杖を一振した

すると今度は軽すぎて倒れそうになった

私はクスクスと笑いバスの中に入った｡

ハ｢A!座席がない代わりにベッドがあるみたいだね｣

スタン｢席はここだ…アーニー･ブランクが運転手だ｡アーンこっちはネビル･ロングボトムと＿＿＿｣

『妹だよ』

スタン｢その妹だ､バスだしな｣

バスは勢いよく動き出し私とハリーは後ろにあるベッドに倒れた