額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ48)

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マ｢フム…わかりました｡マダム･フーチに練習の監督として見守っていただきましょう｣

マクゴナガル先生の許しを得て､第1回クィディッチの試合が近づくにつれて天候は着実に悪くなっている

それにもめげず私達は土砂降りの中マダム･フーチに見守られながら激しい練習を続けた

腕もちゃんと治ってきてるし傷跡も薄くなってきていた

土曜日の試合を向かえる最後の練習をしている時､ウッドが嫌な知らせを持ってきた

ウッ｢皆聞いてくれ！対戦相手はスリザリンじゃない！｣

ウッドはとても怒ってた

ウッ｢フリントが今しがた会いに来た､対戦相手はハッフルパフになった｣

『何で?ウッド』

ウッ｢こんな天候じゃ勝てないと思ったんだろう｣

その言葉を聞いた瞬間､皆悔しがった｡スリザリンに勝ちたかったのに!っと

確かに天候は悪くなってきてる､今だって遠くで雷鳴が聞こえている

フレ｢それじゃあどうするんだ？｣

ジョ｢僕らが今まで練習してきたのは全てスリザリンが相手として想定してきたものだろ？｣

ハ｢ハッフルパフじゃスタイルもまるで違うよ｣

ウッ｢あぁしかもキャプテンが新しくなったシーカーのセドリック･ディゴリーだ｣

ウッドの言葉を聞いた瞬間にチェイサーのアンジェリーナ､アリシア､ケイティはクスクスと笑いだした

『どうしたの？3人とも』

アン｢A､セドリック･ディゴリーってハンサムなの｣

ケイ｢しかも無口で強そうな｣

『へぇーそうなんだ､会ってみたい』

フレ｢無口だろうさ､2つの言葉を繋げる頭もないさ!｣

フレッドは怒ったようにして私に腕を回してきた

ジョ｢でもあのハッフルパフだ｡前回の試合じゃハリーとAの名コンビのおかげで五分で終わったじゃないか｣

ウッ｢今回の状況はまるっきり違うんだ！｣

ウッドは叫び声をあげたかのような声を出して必死に私達に訴えてきた

ウッ｢ディゴリーは優秀なシーカーだ！そして強力なチームを編成した｡スリザリンは私達に揺さぶりをかけているんだ！｣

ハ｢オリバーちょっと落ち着きなよ｣

フレ｢あぁハリーの言う通りだぜ｣

『私達もハッフルパフの事真面目に考えてるよ､まじめに…』

試合前日､私とハリーの頭の中は試合の事でいっぱいだった｡だけど天候は一向に良くならない

ウッ｢宙返りしてかわすんだ！｣

ウッドは授業の合間に来ては私達に指示を与えてくれた｡3度目の時ウッドの話が長くて闇の魔術に対する防衛術に10分も遅れていた