額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ37)

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ス「ルーピン。そこは開けておいてくれたまえ。我輩、出来れば見たくないのでね」

冷たい目を開かせて、口元はいつものせせら笑いだ。

ドアの近くまで歩いてから、スネイプは言った。

セ「ロングボトムがにはあまり難しい課題を与えないようにしてあげたまえ。誰かが耳元でこそこそと指示を出すなら別だがね？」

『ネビルはよくできますよ』

私はせせら笑いをしてるスネイプを横目で見て飄々と言った

なにか言いたそうにして顔を歪めているスネイプを見て私は続けた

『何か？先生』

流石にそういう先生と分かっていてもネビルをいじめるのは嫌な気持ちになる

ルー｢Aの言う通りだよセブルス｡ネビルには助手をやってもらおうと思ってるんだ｣

スネイプは鋭い眼光で睨み黒々としたローブを羽ばたかせてどこかに行った

ボガートの説明をハーマイオニー達に当てながら一通り終えた後、ルーピン先生はネビルを前に出した。

ルー「ネビル、君の一番怖いものは何かな？」

ネ「……スネイプ先生」

生徒達はどっと笑った。私もくすくすと笑ったが、ルーピン先生は真面目な顔をしていた。

ルー「そうか…君には、お婆さんがいたね？」

ネ「でも、おばあちゃんになるのも嫌です！」

ネビルが言うとルーピン先生は微笑んだ

ル「そうじゃないよ。お婆さんの服を着たスネイプ先生を想像するんだ」

クラス中は大爆笑に包まれた､もちろん私もお腹を抱えて笑った

ルー「そして、こう唱える。さぁ、皆繰り返して？リディクラス！」

リディクラス！と皆が杖を降る。私もリディクラス！と杖を軽く下ろした。

それから彼は、皆に一番怖いものをどうやっつけるかを考えさせた

ハ｢ねぇAの怖いものは何？｣

『んー＿＿＿分かんないよ』

ハリーは私を見て微笑んだ

ルー｢それではネビル!｣

ネビルは杖を構えるとルーピン先生がバタンっと箪笥のドアを開ける

すると……鉤鼻の恐ろしげなセブルス教授がゆっくりと箪笥から出てきた。

彼は懐に手を突っ込んだままゆっくりとネビルに近づいた。

ネビルは震えながらも声を出した

ネ｢リディクラス(ばかばかしい)!｣

パチン！という音がして、お婆さんの服を纏ったセブルス教授が出来上がった。

皆が腹を抱えて笑う､私も大声で笑った。

ル「よし、いいぞ！それじゃあ次だ──」

それからどんどんと生徒達にかわっていった。パーバティ、ディーン

そして私に

私の前にボガートはクルクル姿を変えた