額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ15)

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私達は2人でダイアゴン横丁をウロウロしていた｡だってロン達に会えるかもしれないから

ハ｢今日はどこに行く？｣

『ハリーとならどこでもいいかなー』

ハ｢Aはいつもそういうね｣

ハリーはクスクス笑って店を覗いていた

｢｢ハリー！A!｣｣

私はその声にたまらなく嬉しくなって私は振り向いた

『ロン！ハーマイオニー!』

私はハーマイオニー…ロンの順で抱きついた｡2人は優しく抱きしめてくれた

ロ｢君達大丈夫だった？｣

ハ｢いやすごく大変だったんだ！｣

ハー｢風船みたいに膨らませたの？｣

『わざとじゃ無いけどね』

ハー｢だけど処罰がなかったのはすごいわね｣

ハ｢僕もそう思うんだ…きっと何かがあるんだ｣

そう顔を曇らせるハリー…ロンは話題を変えるようにして話し出す

ロ｢僕達､漏れ鍋に泊まることになったんだ！｣

『本当！？』

ハ｢最高だよ！4人でキングス・クロス駅に行けるじゃないか！｣

それにしてもハーマイオニーが持ってる荷物の量多いな…選択科目全部ってすごいことをしたから仕方がないんだろうけどね

ロ｢それにしてもそんなに買って梟を買うお金はあるのかい？｣

ロンはからかうようにクスクス笑って言った

ハー｢私はまだあと10ガリオンあるわ｣

ロ｢素敵な本はいかが？｣

ロンは無邪気な笑顔で言った､私もハリーもそれに笑った

ハー｢お気の毒様！｣

ハーマイオニーを落ち着かせるとロンはまた喋りだした

ロ｢このスキャバーズを見てもらわなくちゃエジプトの水が合わなかったらしい｣

『ならすぐそこに魔法動物ペットショップがあるよ！』

ハリーと数日間冒険したから何がどこにあるかよく分かっていたから

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魔法動物ペットショップに着くとハーマイオニーは梟を探し始めロンはカウンターに向かった

ロンを見ると何やら話し込んでいた…ネズミを見せるだけにそんなに時間がかかるのだろうか？

辺りを見渡すと蛇がいた去年のことがあるし私はすぐに目を逸らした

するとハリーは笑いながら私と肩をポンポンとして言った

ハ｢ロンを見てよ！｣

ロンの頭の上にはオレンジの猫が乗っていたそしてスキャバーズを攻撃してスキャバーズが逃げた

ロ｢スキャバーズ!｣

私とハリーは不謹慎だけど笑いが止まらなかった

スキャバーズは数十m離れた所で隠れていた｡ロンはスキャバーズをポケットに入れた

ロ｢一体何だったんだ！？｣