額に傷を持つ2人～アズカバンの囚人<起>～《ハリーポッター》 (ページ39)

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あれから何日経っただろう？数日？数週間？そんぐらい経った

ルーピン先生の授業はいつだって面白いものだったけど､スネイプはそれが気に食わないみたいだ

ホグワーツ中にネビルがおばあちゃんの服を着せたスネイプにしたと瞬く間に広がり､ネビルいじりは激しくなったし､

ハグリッドは上に報告されたのか＜レタス食い虫＞の授業に切り替わった

ロ｢なぁAこんなに面白くない授業あるかい？｣

『仕方がないよ､ドラコのせいだし』

ハ｢腕大丈夫?A｡僕荷物持つよ｣

ハリーは私の返事を待たずしていつも通りのように私の荷物を持った｡

腕はちょっぴり痛むけどハグリッドを悲しませたくなくて､包帯で巻かれた腕は制服のシャツで隠してる

『それよりハーマイオニーは？』

私達は辺りを見渡して探した

ロ｢最近ハーマイオニーっていつの間にかいないよな？なんか隠してるよね｣

ハ｢多分ね｣

そういえばもう10月､掲示板を見れば私とハリーが喜ぶことが書いてある

｢『クィディッチ･シーズンの到来だよ！』｣

私はその場でジャンプをして喜んだ

ロ｢でも君､腕ケガしてるじゃないか｣

私はロンの言葉で固まった

『大丈夫だよ!多分マクゴナガル先生に頼み込んでみるよ』

ハ｢僕もその時はついて行くよ､Aがいないと何だか勝てる気しないから｣

ロ｢はぁ…腕の怪我がまさなければいいんだけどね｣

私はウキウキしながらクィディッチ･シーズンの掲示板をジッと読んだ

私たちのグリフィンドールのキーパーでありキャプテンのウッドは今年で最終学年…

『絶対に勝たなきゃ』

ハ｢そうだねA､まだグリフィンドールには優勝杯を手にしてないから｣

ハリーはわたしの顔を覗き込んでにっこりと笑みを浮かべていた

ハー｢でも気をつけないとダメよ｣

後ろからハーマイオニーの声が聞こえて私達3人は30cmぐらい飛び上がった

ロ｢君!?いつの間に居たの？音しなかったけど!｣

ハー｢別にいいじゃない｣

そう話していると私は肩をポンポンとされて後ろを振り向いた

フレ｢俺たちのお姫様の腕は大丈夫か？｣

ハ｢フレッド！ジョージ!｣

ハリーは嬉しそうに目をキラキラさせた

ジョ｢マルフォイのくそったれのせいなんだろ？｣

『うん＿＿＿まぁクィディッチは絶対にするよ！』

私は曖昧に答えながらも固い気持ちを見せた

フレ｢そういうと思ったぜ､それでだ今日から夜間練習がある！｣

ジョ｢準備してこいよ！｣

絶対に勝つ！