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私は部屋に入り､自分のベッドで横になる｡フォルは起きたのか青い瞳で私をじっと見つめる
私は鳥かごの鍵を外してまた横になる｡
『今日は疲れた…』
私は左薬指を見た｡何で車にいた時､痛かったんだろう…そう考えているとフォルが何かを咥えて私の頬をスリスリした
『なーに？いつもはツーンってしてる癖にー…ご主人様に逆らう生意気者め』
私はフォルのふわふわな体をツンツンとしてフォルが持ってたものを手に取る
『うわ､これは要らないよ』
何とフォルが持っていたものはトム･リドルの日記の紙だった｡ローブに入れたままのはずなのに……
どうやってとったんだろ？
“こんな夜遅くにどこに行ってたのかな？”
トムが含み笑いをして言ってるのが何だか目に見えてイライラしながら体を起こし羽根ペンを取る
〈色々とね〉
“ふーん､何をしていたか当ててみようか？”
〈できるならやってみてよ〉
私はトムと駆け引きするように私は挑発した態度を紙の上に走らせた
“ハグリッドの所へ行き､ハグリッドが無実なことを知った”
お手本のような綺麗な字は怖さを感じた｡そして私が書く隙を与えずに浮かんでくる
“そして君は僕がハグリッドをはめたと思ってる…違うかい？”
『へぇ…頭の回転と勘は鋭いようだ｡面白い』
机の上に乗っていたフォルが手をスリスリする､きっと｢早く寝ろ｣ということだろう｡私はフォルを撫でて書いた
〈正解､トムはハグリッドが無実だと知りながらもハグリッドを犯人にした…どうして？〉
“君は他の奴より頭がいいみたいだね｡僕と似てるよ”
〈自分で頭がいいと言うのね〉
“ホグワーツ始まって以来の秀才だからね｡君もそう呼ばれているのだろう？”
私は心臓が早まっていくのが分かる｡みんな私を｢ホグワーツの秀才｣がまた来たと言っていた｡なら1度目はトムのことなの……
〈それはどうかしら｡それより貴方はなぜ無実なハグリッドを犯人にしたの？〉
“帰りたくなかったからさ｡僕は皆の前では優等生でだから｡先生も生徒もみんな騙されたさ…｢あのトムが言うんだ間違えない｣とね”
〈それで校長も納得した…〉
“あぁそうさ､馬鹿な奴らだ”
〈性格は悪魔みたいなのに〉
私はベッドに横になって紙を見つめた
“裏は誰にでもあるだろう？それに君も同じはずだよA…君は警戒されてる君は僕と似てるからね＿＿＿もう寝なよ……おやすみA”
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西 - この方角に福があるはずです
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†NANA†(プロフ) - 107話で、で、「いなくなりやしない」が「いないなりやしない」になっています。が (2023年2月26日 18時) (
レス) @page19 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 完結お疲れ様です！めちゃくちゃ面白くてスラスラ読んじゃいました！アズカバンも楽しみです！更新応援しています！！ (2020年4月5日 2時) (レス) id: 6293dcd1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年3月29日 15時
