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トムは私とハリーに静かに近づいてきた
『ほんと…性格が悪いよ君は』
トム｢A…君も同じだろう?｣
トムは私の頬に冷たい片手を添えて､蛇のような黒々とした目で言った
ハ｢A｣
ハリーはトムを警戒したようにして私の手を引っ張りトムと引き離す
トムは悪魔のような笑みを顔に浮かべて､何事も無かったかのようにしていた
ハ｢目を覚まさないってどういうこと…まさかジニーは｣
絶望的な目をしてトムに言った
トム｢その子は生きてはいる＿＿＿しかし辛うじてだ｣
私はトムをジッと睨むようにして見た
ハ｢君はゴーストなの？｣
ハリーも疑問に思ったのか…50年前の青年なのにまるで時が止まったかのように歳をとっておらず､ホグワーツの在籍中のような姿のまま…
トム｢記憶だよ＿＿＿日記の中に50年間残されていた記憶だよ｣
『ハリー､ジニーが冷たくなってる』
私はジニーの手を掴み言った｡そしてなぜジニーがトムの日記を持っているか頭を傾げた
ハリーの部屋が荒らされてから…無くなった日記
ハ｢トム手を貸して｡バジリスクがいるんだ!｣
私とハリーはジニーを運ぼう体を起こしていてもトムは悪魔のような笑みを貼り付けたまま動かなかった｡
私の背中はナメクジのような不快な冷や汗が落ちる
するとトムはハリーの杖を取り嫌な笑みを浮かべて愛おしそうに私を見た､そして落ち着き払った声で言った
トム｢呼ばれるまでは来ないよ｣
『トム､ハリーの杖を返して』
私はジッと睨みながら言った
トム｢必要にはならないさ｣
私とハリーはジニーをまた床に下ろした｡何か嫌な予感がしたから
するとトムの顔には嫌な笑顔が広がっていった
トム｢君たちには必要にならない｣
『どういうこと?』
ハ｢必要にならないって？僕達は早くここから出てジニーを助けなくちゃ＿＿＿｣
トム｢残念だがそれは出来ないね｣
トムはハリーの言葉を遮りやけに透き通った声で言った
トム｢ジニーが弱るほど＿＿＿僕は強くなれる｣
私とハリーは何かに気づいたようにして目を細めた
トム｢そうだよ……秘密の部屋を開けたのは''ジニー･ウィーズリー''だ｣
ハ｢そんなはず＿＿＿ジニーだなんて｣
トム｢穢れた血と猫にバジリスクでけしかけたのも､壁に脅迫の文字を書いたのもジニーがやった｣
『でもそれはジニーの意思じゃない…』
私は静かにはっきりと言った
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西 - この方角に福があるはずです
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†NANA†(プロフ) - 107話で、で、「いなくなりやしない」が「いないなりやしない」になっています。が (2023年2月26日 18時) (
レス) @page19 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 完結お疲れ様です！めちゃくちゃ面白くてスラスラ読んじゃいました！アズカバンも楽しみです！更新応援しています！！ (2020年4月5日 2時) (レス) id: 6293dcd1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年3月29日 15時
