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ロ｢待って今なんて言ったの？｣
『ジニーだって言ったの…』
ロンは目を見開いて言った
ロ｢今こんな状況で冗談言うなよ！笑えないだろう｣
ロンは信じたくないような目をして助けを乞うように私を見た
『ロン…本当は分からないよ｡でも可能性はあるんだ…残念だけど』
ハ｢ロン…まだ本当か分からないよ…話を聞こう！｣
私とハリーはロンの背中をさすりまたドアへと耳を当てた
ス｢なぜそう言えるのかな？｣
マ｢スリザリンの継承者が伝言を残しました｣
マクゴナガル先生がそういうと先生達はワッと小さな悲鳴をあげた｡きっとその伝言内容でも見てるんだろう
フー｢どの子なんですか？｣
マダム･フーチはいつもの強い堂々とした感じではなく弱々しく聞いた
マ｢＿＿＿＿＿＿ジニー･ウィーズリーです｣
その時ドアに耳を当てていたロンが崩れ落ちた…目は涙で溢れだしている
そりゃそうだ…ロンの一個下の妹なんだから…大事な家族だから
マ｢ホグワーツはもうおしまいです…全校生徒明日帰宅させなければなりません｣
私とハリーは声もなく泣き崩れるロンを立たせて避難しようとしていた時､ドアにあたり音が鳴る
ス｢そこにいるのは誰だ｣
スネイプは威嚇するような低い声でドア越しにいる私たちに言った
ハリーはロンの腕を肩に回して｢開けていいよ｣という目で私に頷く
私もそれに答えるかのようにして頷き､私は教員室の扉を開けた
『こんにちは､先生方でも手に負えない状況になっているようで』
私は堂々といつもの飄々とした態度で言った｡先生達の視線は私､ハリー､ロンという順で移ってゆく
声もなく泣いているロンを見て先生達は胸を締め付けられたようにして顔を歪めた
マ｢何をしてるのですか!寮に戻るように言ったはずです｣
マクゴナガル先生は私たちの目の前ではいつものような感じで言った｡でも私はそれに構わず続ける
『彼女の白骨は永遠に〈秘密の部屋〉で横たわるであろう…』
私はトムが書いた所を読んだ｡すると先生達は顔を強ばらせた…私の勘は嫌なことに当たったみたいだ
ス｢なぜそれを…｣
先生達は疑うように私を見る
『私はスリザリンの末裔ですから』
私は飄々とニコニコして言うとスネイプは低い声で怒った
ス｢冗談を言うな！｣
『冗談に構っているほど先生は余裕だと思いましたよ』
マ｢あなた方はどこまで知っているのです?｣
私達は真剣な顔をした
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西 - この方角に福があるはずです
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†NANA†(プロフ) - 107話で、で、「いなくなりやしない」が「いないなりやしない」になっています。が (2023年2月26日 18時) (
レス) @page19 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 完結お疲れ様です！めちゃくちゃ面白くてスラスラ読んじゃいました！アズカバンも楽しみです！更新応援しています！！ (2020年4月5日 2時) (レス) id: 6293dcd1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年3月29日 15時
