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チョ｢別に気にしてないわ────多かれ少なかれ私とハリーの関係は浮き沈みが激しかったし···仕方がないわ｣
まるで自分を納得させようとしているような言葉を出す。
『そうだったのかもね』
どことなくそんな言葉が口から現れた。
チョ｢貴方もどこかに行こうとしてるのでしょ？早く行かなきゃ｣
チョウは上辺だけの笑みを浮かべてそれ以上何も言うことなく私の背中を押した。
最後に玄関ホールを後にする時、もう一度見た時にはチョウは、もう居なかった。
なんとも言えない気持ちに混乱しながら、スネイプの研究室へと向かう。足が重くて進む気にもならない。
ハリーが訓練を受けているだろう時間に校庭でのんびりとする。
『あんな訓練やってられない』
？｢"魔法薬の補習授業"のことか？｣
『ああ、そうさ────んんんんん？』
咄嗟に声が聞こえた方を振り向き、冷や汗をかく。こりゃ参った。
『···ドラコ。珍しいねこんな夜に出歩くなんて』
ド｢ああ、珍しいだろうな。モンタギューの奴が5階のトイレに詰まってるのをスネイプ先生に報告しに行ってたんだから｣
『トイレに詰まってた？？』
どうせハリー達が関係してるか、双子が関係してるのどちらかに違いないな。
ド｢ああ、そうだ。それにしても奇妙って思わないか？｣
『何が？』
ド｢モンタギューはトロールのように馬鹿だけど、自分から普通トイレに突っ込もうなんてしないだろ｣
案外真面目で的を射るような発言をドラコはするんだなぁ。
『うん、まぁ、普通はそうだね』
ド｢ってことは普通じゃないことが起こったんだ。モンタギューが言うには、壊れた"姿くらましのキャビネット"に入れられたんだと···｣
ドラコの月明かりに照らされた綺麗な髪の毛が、目に焼き付く。その薄青色の瞳が魅力的に細められる。
『ドラコは犯人を私だと疑ってるんだ』
白々しい演技に加えて、｢シクシク｣と口で言いながら泣く真似をする。
ド｢別に犯人が誰だってどうでもいいさ。ただ少し君に聞きたいことがあって────｣
『あっ、そう言えばスネイプは今、研究室にいないんだ？』
遮るようにして聞くと、｢多分、でも帰ってきてるのかもな｣と返事をする。
ド｢あのさ、A────｣
『ってことは、行かなくていいのかなぁ？』
ド｢A、話を────｣
『うんうん、行かなくていいね。今日の補習授業はなしってことで』
ド｢A！｣
彼の声は響く。
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おにぎり食べたい(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます！これからも楽しみにしてください！色々と考えているんです！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！頑張りますね！！！！！ (2020年11月15日 19時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 賢者の石シリーズから読みました。夢主とハリーの関係性が好みでした。続き楽しみに待っています。 (2020年11月10日 15時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月8日 21時) (レス) id: 6a053de6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年10月19日 22時
