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ロ｢君は､なんたってここにいるんだ？｣
『んー？分かんない』と空っぽな声で言うと､心底ムスッとしたようにロンは私を見つめた｡
それにケラケラと笑っては､ベッドに寝っ転がり呪文の本に目を通す｡
休暇最終日､ハリーとロンが自室で魔法チェスをしてる中､私は扉を押し破っては､無言で寝っ転がった
｢ハリー､A｣といったおばさんが部屋の扉から顔を覗かせた｡
どうやら､おばさんにとって私がどこにいるのかお見通しのようだ｡
モリ｢厨房に下りて来てくれる？スネイプ先生がお話があるんですって｣
『スネイプ先生』
私の少し明るさを含んだような声にロンは目を丸くしたが､ハリーはルークでけしかけることに夢中のようだ｡
ハ｢やっつけろ────やっちまえ｡たかがポーンだぞ､うすのろ｡あ､おばさん､ごめんなさい｡何ですか？｣
モリ｢スネイプ先生ですよ｡厨房で､ちょっとお話があるんですって｣
ハリーは口をあんぐりと開けて､私とロンを交互に見つめた｡
『スネイプ先生って』
すると顎が外れるんじゃないかと思うほど、また口をあんぐりと開ける
モリ｢さあ､早くいらっしゃい｡長くは居られないとおっしゃってるわ｣
おばさんの顔が引っ込んでも､ハリーはポカンとただボーッとしていた｡
それと対照的に私は少し嬉しかった｡何でって､この屋敷で私達を呼ぶんだ｡少しは役に立つ事だろう
それにヴォルデモートの動きについて知りたいし､兎に角知りたい情報が手に入るんだから
ロ｢何か､やらかしてないだろうな？｣
ハ｢やってない！｣
憤慨して言うハリーをよそに私は扉に寄りかかり､ハリーが考えているであろうことを口にする｡
『────この前の宿題の評価が､1番最悪な"
ハ｢A､それって有り得る？｣
真に受けるような声で考え込み､唸るような声で言うハリーに笑えてくる｡
『まさか！冗談だよ｡わざわざ､Tを取ったぐらいで言いに来るほど､嫌な奴じゃないでしょ？』
ハ｢そんなの分かんないよ!だって､スネイプだよ！｣
｢他人事みたいに言わないでよ｣と言ってるようにハリーは､身振り手振りを大きくして言う｡
そんなハリーと私だが､2分後には厨房の扉を開けていた｡正しく言うなら､無理やりハリーを引っ張ったと言うべきだろう｡
少しワクワクした気持ちは､扉を開けてしまえば､そんなのすぐに消し去った
スネイプとシリウスだけが厨房に居たのだから
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あずきいろ
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おにぎり食べたい(プロフ) - Kaitlynさん» 好きと言っていただけてとても嬉しい限りです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします (2020年7月26日 22時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！これからも精進していきます (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
Kaitlyn(プロフ) - この作品、とっても好きです！いつも楽しませていただいています！更新無理せず頑張ってください！ (2020年6月15日 10時) (レス) id: 69a5a743e4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 頑張って下さい! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 5a429e5578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年6月14日 19時
