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ハー｢ええ、それじゃ"宿題計画帳"に書いておいてね！────忘れない為に｣
そんなハーマイオニーに私とロンは｢正気か？｣と顔を見合わせた｡
『正気？ハーマイオニー』
私は思わず、苦笑いを浮かべながら疑うようにして聞く｡
ハー｢ええ!勿論よ。宿題は大事だもの｣
そんなハーマイオニーに負けて、私はカバンの奥にあった計画帳を取り出し､気だるげな字でアンブリッチの宿題をメモする｡
｢あとに延ばしちゃダメになる！ それじゃ、自分が駄目になる！｣
『────そりゃどーも』
計画帳が窘めるような声が出てきては、乱雑にﾊﾞﾀﾝと閉じてテーブルにおいた｡
満足そうにテーブルに置かれた計画帳にハーマイオニーが笑いかけるのを見て､私は今か今かと暖炉に放り込む瞬間を伺った｡
チャンスがあれば必ず暖炉の中に放り込んでやるのに
ムスッと険しい顔をして計画帳を睨む私の向かい側のハリーは突然と立ち上がる｡
ハ｢僕、もう寝る｣
双子を交わして男子寮に向かうハリーの横顔は心底顔色が悪いように見えた｡
月明かりのせいなのかな？
ロ｢随分スネイプにやられたみたいだな｣
『────だね』
そういう私もなぜが身体の中が気持ち悪くて仕方がない｡
ハー｢ねぇ、ロン｡後でハリーの様子を見に行ってよ｣
ロ｢何でさ？ハリーを見張れって？｣
ハー｢違うわ。ほら、閉心術で心がズタボロと思うから｣
そんなハーマイオニーの心配そうな声にロンも｢確かに｣と同意の顔を見せる｡
『あぁ』と小さく荒い息をさせてバレないように汗をまた拭う私を2人は必ず見過ごすわけが無い｡
ロ｢Aも早く寝た方がいいね｣
ハー｢2人とも気分が悪いなら言ってくれたらいいのに────さぁ、部屋に戻って早く寝なきゃ｣
『君たちって私の親かい？』
ケラっといつもの調子で笑うと｢冗談言わないの｣とお姉さんのように私を双子の合間を縫って女子寮の方へ押す｡
ひんやりと冷たい階段が対照的で私の額にはまたじわりと汗が流れ落ちる｡
部屋の扉を荒々しく開いて安らかな香りがするベッドにダイブする｡
カタカタとフォルが迎えをするが私はそれどころではなくベッドにのめり込んでいく｡
吐き気が引いていく────激痛が一瞬で体に広がっていく｡
誰かが、頭のてっぺんに鋭い切れ込みを入れたかのように
自分がどこに居るのかも、立っているのか横になっているのかもわからない。自分の名前さえも分からない
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おにぎり食べたい(プロフ) - Kaitlynさん» 好きと言っていただけてとても嬉しい限りです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします (2020年7月26日 22時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！これからも精進していきます (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
Kaitlyn(プロフ) - この作品、とっても好きです！いつも楽しませていただいています！更新無理せず頑張ってください！ (2020年6月15日 10時) (レス) id: 69a5a743e4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 頑張って下さい! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 5a429e5578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年6月14日 19時
