額に傷を持つ2人~不死鳥の騎士団<起②>~《ハリー･ポッター》 (ページ46)

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私はハリーの様子を伺いながら､私はいつものようにリーマスとシリウスに挟まれて夕食を待ちながら席についた

リーマスとシリウスは私を挟みながらも何かを話していた｡私はそんなこと上の空でハリーをじーっと見つめてはため息をついた

もうトンクスやキングスリーは来ていた､もう1回ため息をつくと今度はマッド･アイが現れた

モリ｢まぁ！アラスター､いらして良かったわ｡結婚式の時､お願いできなかったのだけど客間の文机見て下さらない？とんでもないものが入ったらいけないと思って開けてなかったの｣

ムー｢いいよ､モリー＿＿｣

ムーディはあの魔法の青い目をぐるりと動かして天井を通して客間の文机を見たようだ

ムー｢うん､なるほど＿ボガートのようだな｡モリー､私が行って片付けようか？｣

モリ｢いえいえ､私がやりますよ｡お飲み物でもどうぞ､今日はちょっとしたお祝いなの＿＿＿｣

おばさんは真紅の横断幕を指さした｡いつの間にあったんだと私は頭を捻った

モリ｢兄弟で4番目の監督生よ！｣

おばさんはロンの髪の毛をクシャクシャと撫でながら嬉しそうに言った

ムー｢監督生、うん？｣

ムーディは唸りながら言うと普通の目はロンの方を向き､魔法の目はハリーの方を向いたかと思うとシリウスとリーマスの所に向いた

別に私の事では無いはずだから私は気にしてない感じでまたボッーとした

ムー｢うむ､めでたい｡権威ある者は常にトラブルを引き寄せる｡しかしダンブルドアはお前が大概の呪いに耐えることができると考えたのだろうて｡さもなくば、おまえを任命したりはせんからな｣

私はその言葉を聞いて心の中で苦笑をした｡"権威ある者はトラブルを引き寄せる"っか…全然私はそんなんじゃないけどな

ロンはそんな考えを聞いてギョッとした顔をしたがアーサーさんとビルとマンダンガスが入ってきたおかげで顔は普通の顔に戻った

アー｢さて､そろそろ乾杯しようか｣

アーサーさんは皆の手にゴブレットがある事を確認するとゴブレットを高々と掲げた

アー｢新しいグリフィンドール監督生､ロンとハーマイオニーに！｣

2人がニッコリするのを見て私は口角をあげて､皆と同じように杯をあげた

私の斜め前でトンクスはにこやかに食事が運ばれながら声を出した｡今日のトンクスは真っ赤なトマトの色でまるでジニーのお姉さんのように思えた

私はニヤリと笑ってリーマスの方を見て小突くとリーマスはにこやかに笑いながらも近くにあった新聞でﾍﾟｼｯとした