額に傷を持つ2人~不死鳥の騎士団<起②>~《ハリー･ポッター》 (ページ24)

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『私達とダドリー･ダーズリーの他にディメンターがいたと証明できる証人はいます！』

私が必死にあの時のことを思い出して捻り出した答えはこれだった｡ハリーはそんな人居たっけ？と顔を歪めていた

私はニヤリと笑った､確かにいた｡あの場にいた私とハリーとダドリー以外にいたのは"フィッグおばさん"しかいない！

しかも私がやばいと思って杖を直しかけた時､｢あいつらが戻ってくるかもしれない｣と仕舞うのを止めた｡確かにマンダンガスにもディメンターが……と話していたじゃないか

ファッジがまた何か言いかけようとしたのをダンブルドアが咳払い1つしてファッジどころか法廷に居たものを全員黙らせた

ダ｢Aの言う通り証人がおる｣

ファ｢残念ながらダンブルドアこれ以上戯言を聞いている暇はない。この件は早く片付けたい｣

ダ｢間違っておるかもしれんが、ウィゼンガモット権利憲章に確かにあるはずじゃ｡被告人は自分に関する事件の証人を召喚する権利を有するとな？マダム・ボーンズこれは魔法法執行部の方針ではありませんかの？｣

ボーン｢その通り､全くその通り｣

ファ｢結構､結構｣

ファッジはイライラとした声で鋭く言った

ファ｢証人はどこかね？｣

ダ｢この部屋の前におるが｡それでは私が＿＿＿｣

ファ｢いや＿＿＿ウィーズリー､君がいけ｡｣

ファッジはパーシーに怒鳴りパーシーは私達の所を普通に通り過ぎてはフィッグおばさんを連れて来た｡フィッグおばさんはいつにも増して怯えていたけど

ファ｢姓名は？｣

フィッ｢アラベラ・ドーリーン・フィッグ｣

ファ｢それで何者だ？｣

おばさんが震えた声で言うとうんざりという感じで相手を押さえつけるかのようにしてファッジは尋ねた

フィッ｢あたしゃ､リトル･ウィンジングに住んどりまして、2人の家の近くです｣

ボーン｢リトル･ウィンジングにはハリー･ポッターとA･スリザリン以外魔法使いや魔女がいる記録はありません｣

マダム･ボーンズは即座に言った

フィッ｢あたしゃ､出来損ないのスクイブ(半魔法使い)で｡だから､あたしゃ登録なんかされていませんでしょ？｣

ファ｢え？スクイブ？｣

ファッジは疑わしそうにじろりと見た

ファ｢それは確かめておこう｡ところでスクイブはディメンターが見えるのかね？｣

ファッジは尋問官席を左右に見ながら尋ねるのおばさんは怒ったように言った

フィッ｢見えますともさ！｣

ファッジは眉を吊り上げた