額に傷を持つ2人~不死鳥の騎士団<起②>~《ハリー･ポッター》 (ページ13)

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ニン｢私､ずっーと起きてたの｡ここに座りなさいよ2人とも｣

トンクスはそう言って2つ椅子を引っ張ると隣の椅子もついでにひっくり返してしまった

モリ｢何食べる？オートミール？マフィン？ニシンの燻製？トースト？｣

私はハリーの隣に座り､チラリとハリーを見たらハリーは目で｢適当に言って｣と訴えてきてはまた最悪の日みたいな感じで気を落としていた

反対に私はいつもの調子でハリーを見てケラケラと笑っておばさんに返事をした

『トーストだけでいいです＿＿＿多分それぐらいじゃないとハリーは入らないと思うから』

するとハリーは目尻を下げて笑ってはまたテーブルの一点を見つめた

リーマスは私をチラリと見るとウィンクをしてきてトンクスと何か話し始めた｡きっと私とハリーには関係ない事だ

私はそう思っておばさんから出された､マーマレードを塗ってあるトーストを食べた｡ハリーは絨毯を噛み締めてるみたいだったけど

ニン｢それにダンブルドアに言わなくちゃ｡明日は夜勤できないわ｡私､とっても疲れちゃって｣

アー｢私が変わろう｡どうせ1つ報告書を仕上げないといけないし｣

アーサーさんはきちんとした服装をして私とハリー見つめた

アー｢気分はどうかね？｣

『素晴らしくいいよ』
ハ｢素晴らしく悪いよ｣

私とハリーは偶然にもまた同時に言ったが内容は少し違ったハリーはまだ肩を竦めていた

アー｢大丈夫､すぐに終わるよ｡数時間後には無罪放免だ｡尋問は私の階と同じアメリア･ボーンズの部屋だ｡君達の尋問を担当する魔女だ｣

ニン｢アメリア･ボーンズは大丈夫よ､公平な魔女だからちゃんと聞いてくれるわよ｣

私とハリーは頷いた｡私はいつものようにニコニコとハリーは反対にまだ気分を落としていた

シ｢自分を見失うなよ｡礼儀正しくして真実を話すんだ｣

ルー｢法律では君達が有利だ｣

ハリーはまた小さく｢うん､｣と頷いただけだった｡そんなに心配しなくたっていいのに…が私の内心だった

するとおばさんは絶望的な声をあげてハリーのクシャクシャな髪の毛に櫛を通していた

モリ｢真っ直ぐにならないのかしら？｣

私はそれを見ては､ハリーの隣でケラケラと笑っているとハリーも少しは楽になったように顔から笑みを零していた

アー｢そろそろ出掛けよう｡少し早いがここにいるより､魔法省に行っていた方がいいだろう｣

｢『OK』｣

私とハリーは反射的にその席を立った｡すると皆は慌ただしく近づいてきた