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そして私達は話し続けた､ヴォルデモートとの決闘のこと､そして杖が繋がったこと｡その先を話そうとしてもどうも言葉が詰まってしまう
セドリックやバーサ…両親や……それが思い出されて言葉が出てこない｡そんな時に沈黙を破ってくれたシリウスが私とハリーにとって有難いことだった
シ｢杖が繋がった？＿＿＿なぜ？｣
ダ｢直前呪文じゃな｣
シ｢呪文逆戻し効果？｣
シリウスがこれまでに無いほど鋭い声で言うとダンブルドアは頷いた
ダ｢君達2人の杖の芯は不死鳥が使われておる､そして偶然にもヴォルデモートの杖の芯も同じ不死鳥が使われておる…｣
シ｢杖が兄弟杖に会うと何か起こるのか？｣
ダ｢お互いに相手に対して正常に作動しなくなる｡そして杖の持ち主が､無理に戦わせると＿＿＿非常に稀な現象が起こる｡それまでにかけた呪文を吐き出させる逆の順序で。一番新しい呪文を最初にそして、それ以前にかけたものを次々に｣
ダンブルドアは私とハリーに確かめるように目を向けた､私とハリーは大きく頷きダンブルドアを見た
ダ｢セドリックの形が現れたのじゃな？｣
私達はまた大きく頷いた
シ｢セドリックが生き返った？｣
ダ｢どんな呪文を持ってしても､生き返らせることは出来ぬ｡じゃがこの世界に1本だけ1度だけできると聞いたことがある｡何があってもそんなことはしてはならない｣
ダンブルドアは静かにそう言って続けた
ダ｢木霊が、逆の順序で返って来るようなことが起こったのじゃろう｡生きていたときのセドリックの姿の影が杖から出て来た＿＿＿そうじゃな｣
ハ｢セドリックは僕らに話し掛けました｡｣
急にハリーの体が震え出したのが分かった､怯えからでもないこともわかった
ダ｢おそらく、ほかにも同じような姿が現われたのであろうと想像するが＿＿＿もっと以前にヴォルデモートの杖の犠牲になった者たちが｣
『ご老人が､バーサがそれから』
ダ｢ご両親たちじゃな？｣
『はい､』
シリウスが私とハリーの肩に置く手が痛いくらい力が入るのが分かった
ダ｢もっと繋がりを保てば沢山出て来たに違いないじゃろう｡その者達はどうしたのじゃ?｣
『皆､私とハリーを励ましてくれました｡その度に力が強くなる感じがして……そして両親がどうするべきか教えてくれました｡私たちの傍で見守っていることも』
ハリーも苦しそうに大きく頷き､後ろにいるシリウスは顔を手で覆っていた
ダ｢もう一度言う｡君達は私の期待を遥かに越える勇気を示した｣
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おにぎり食べたい(プロフ) - ふらくとすさん» 確かにです！ご指摘ありがとうございます(^^; (2020年4月30日 6時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
ふらくとす(プロフ) - のですが原作ではハグリットの小屋で待機中のシリウスへの伝言だったのでこの状況だと少し変わってしまいませんか?勘違いだったらすみません!これからどうなっていくのか楽しみです!更新楽しみにしています!頑張って下さい (2020年4月30日 1時) (レス) id: 1f5e46c8ad (このIDを非表示/違反報告)
ふらくとす(プロフ) - とっても面白かったです!主人公ちゃんがとても愛らしく大好きです!また、私はシリウスが好きなのでキャーキャー言いながら読んでいます(笑)一つだけ気になる点があるのですが、202話でダンブルドアがマクゴナガル先生に黒い犬への伝言を頼んでいる (2020年4月30日 1時) (レス) id: 1f5e46c8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年4月28日 22時
