山田家には妹がいるそうです。２

ウェディングサバイバル ２ ページ21

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崎：依頼受けて下さって助かりました、ありがとうございました！


今、崎原さんが家に来ていて、以来の内容を詳しく説明してくれてる。


崎：えー、それで早速なんですが、新郎役の方は決まりましたか？


一：俺です


新郎役は、昨日の夜の話し合いで、じろ兄と三郎がゴリ押しした結果お兄ちゃんに決まった。


崎：一郎さんですね


崎原さんは持参していたノートにメモを取った。


崎：撮影当日の流れですが ──…



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一：分かりました、何かしておいた方がいい物とかってあります？


崎：こちらで全て用意致しますのでご心配なく！


崎原さん笑顔で、任せろ！といった感じで自分の胸を叩いた。


貴：あ、あの！質問してもいいですか？


崎：はい！何でしょうか？


貴：他のディビジョンの新婦役ってどなたがするんですか？


崎：それが、まだ決まっていないんです…よろしければAさんやりますか？


崎原さんはふざけたように笑って言った。


貴：やりたい！…です！


崎：えっ


一・二・三：はあ？！


崎原さんとお兄ちゃん達はまさかの反応に驚いて、全員一斉に私を見た。


貴：ディビジョン事にドレスの色変わるって崎原さん言ってましたよね？


崎：は、はい！ディビジョンに合わせた色をご用意してますが…


貴：私、色んなドレス着てみたい！


私は目を輝かせてお兄ちゃん達を見た。


一・ニ・三：(見たい…)


崎：なかなかない機会ですからね、ですがまずはお兄様方のご意見を聞かないといけませんね


崎原さんは微笑みながら私に言った。


貴：うう…お兄ちゃんお願い！みんな知ってるし問題ないよ！


一：…崎原さんが着いてれば安心か


貴：やった！


崎：あ、もしご心配のようでしたらみなさんもご一緒n(一：行きます


崎：は、はい！


大分食い気味に言ったお兄ちゃんに崎原さんは驚いてた。
でもなんとか４つのディビジョンで新婦役を出来ることになった。


貴：(どんなドレス着られるのかなぁ、あと他の新郎役って誰なんだろ)


私はうきうきしながら撮影当日を楽しみに待った。

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