・誘拐 3 Buster Bros!!! ページ13
-----------------------------------------
にこ:いや!離して!
男はにこちゃんを持ち上げて、部屋を出ようとした。
貴:にこちゃん!
私は近くにガラスの破片を見つけて、ロープを切った。
貴:にこちゃんを離して!!
私は男の元へ走って、にこちゃんに手を伸ばした。
にこちゃんも私に手を伸ばした。すると男は慌ててドアを引っ張って、私はバランスを崩した。
貴:あっ!
ドアの向こうは階段になっていてた。
貴:わっ!
私は怖くて目を瞑った。
にこ:お姉ちゃん!!
ドンッ!!
貴:…っ!?
私はあまり痛くなくて驚いた。
一:A!
私はハッとして目を開けると、目の前にお兄ちゃんがいた。
一:良かった…A、無事で!
お兄ちゃんは私を強く抱きしめた。
貴:なんでここに…
一:話は後だ、にこちゃんを助けるぞ
貴:そうだね、お兄ちゃん!にこちゃんは上にいる!
私は混乱しながらも、上を見て言った。
一:ああ、俺らが来たからには心配はいらねえ、必ず助ける、Aはコイツと一緒にここで待ってろ
お兄ちゃんはそう言って、一緒に来た男の子を私に預けた。
そしてそのままお兄ちゃんはじろ兄と三郎を連れて男の方に向かった。
男:な、なんだお前らは…!
二:何だじゃねえよ、よくもうちの妹誘拐しやがったな!!
三:いい歳して気持ち悪いんだよクソ変態野郎
一:さあ、その子を返してもらおうか
お兄ちゃんが男に手を伸ばすと、男はにこちゃんにナイフを向けた。
貴:!!
男の子:にこ!!
一:てめぇ…!血迷ったか!
男:この子が死んでもいいのか…!?
男は焦燥感に苛まれて、震えながらナイフをにこちゃんに近づけた。
男の子:にこー!!
貴:あ!
男の子は私の横をすり抜けて、階段の手すりに乗った。そしてそのまま男に向かって走った。
男の子:にこを離せえええ!!
ドゴッ!!
男:ぐぁ…!
男の子は男の頭に蹴りを入れた。
それと同時ににこちゃんが男の手から離れて、にこちゃんはお兄ちゃんが抱きとめた。
・誘拐 4 Buster Bros!!!→←・誘拐 2 Buster Bros!!!
263人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふう?(プロフ) - 千さん» 千さんの暖かいお言葉に何度も励まされました。最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。お互いに頑張りましょうね^^* (2019年7月18日 16時) (レス) id: 9ecd48239b (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 最後まで書いてくれてありがとうございました。これから体調優れないときは無理せず自分のからだ大事にして下さいね。私のリクエスト本当に嬉しい限りです。最高のプレゼントです。ふうさんお互いに頑張って行きましょうね。生意気で申し訳ありません。 (2019年7月17日 22時) (レス) id: aa8fcb4cab (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 大丈夫ですか 私もその気持ちわかります。私も体調崩してばかりでいるので優れないときは無理は禁物です。ふうさんの心遣いありがとうございます。こちらこそ感謝しています。体調良くなること祈ってます。本当にありがとうございます。 (2019年7月17日 22時) (レス) id: aa8fcb4cab (このIDを非表示/違反報告)
ふう?(プロフ) - 千さん» 更新が遅れてしまい誠に誠に申し訳ございませんでした。最近体調が優れずに寝てばかりで…なんて何の言い訳にもなりはしませんが(´;;`)今まで待って下さって本当にありがとうございます。最終話ですので、楽しんで頂けると幸いです。本当にありがとうございました。 (2019年7月17日 22時) (レス) id: 9ecd48239b (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - ふうさん最近更新されてないので 心配しています。いつでもお待ちしていますので更新頑張って下さいね。応援しています。 (2019年7月15日 13時) (レス) id: aa8fcb4cab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふう? | 作成日時:2019年4月2日 11時