78話 ページ42
霧野side
「実際はAが小百合にひどいことをしているところを見たこと、ないだろ？」
確かに、神童が言っていることは正論だ。
俺たちは小百合が泣いてるところしか見たことがない。
実際に現場を目撃したことはない。
「…それなら、小百合の涙は嘘なのか？嘘で、涙を流して、気絶して…そんなこと、嘘でも…出来ないんじゃないか？」
「…気絶のことはまた別件だと思う」
「？」
別件…？でも、朝倉たちから少し責められて気絶した。
それから保健室に運ばれて………
「その日の昼休み。俺は保健室に居たんだ。すると、Aが来た｡Aは、俺たちは小百合から離れないように、って。」
「……」
「ホントに小百合をいじめたやようやつが、そんなことを言うと思うか？」
「……思わない、な」
「涙なんて偽れる。泣こうと思えばいつでも泣けるヤツなんて居る。前、Aも言っていただろ？」
「…あぁ」
＿＿＿蘭ちゃん蘭ちゃん(笑)
＿＿おい、その呼び方やめろよ…
＿＿＿いーじゃん！髪の毛いじらせてー！
＿＿ぐちゃぐちゃにすんなよー？
＿＿＿えっ!?この朝倉さんが信用ならないとでも!?
＿＿"A"だからな
＿＿＿ひどいっ！(笑)
「っ…」
小百合がサッカー部…いや、雷門に来る前のことを思い出した
俺は朝倉ととても仲が良かった。ずっと、一緒に居て、ずっと話してて
飽きるんじゃないか、って言うくらいたくさんの時間を共に過ごした
朝倉………いや、Aは仲間でもあり、友達でもあり俺の"大切な人"だった
「……そう考えたら、小百合はなにがしたいんだろうな」
「どうなんだろうな…Aをサッカー部から追い出すとかじゃないか？」
「はぁ？…おい、神童。小説の読みすぎとかじゃないか？」
追い出すとか…まずどうやって…
「今まで小百合がAがアレをした、コレをした、と言っていたよな？」
「あ、あぁ」
「それが、先生の耳にしっかり入ったら？」
「…！」
スポドリを作らない、タオルを用意しないならまだしも…
サッカー棟の中のグランドを荒らすなんてことは先生の耳に入れば……
「退部の可能性もある、な」
「あぁ。あれは学校のものだ。それを荒らすとなれば、何かあるだろう。きっと、前回は小百合の気絶の件などがあって監督たちしか知らないのかもしれない」
考えすぎかもしれないがな、と神童は言った
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みか - のりたんムズイです。 (2019年10月16日 19時) (
レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - みかさん» 日曜日の秘密ですか……！！聞いてみますね！！朝倉ちゃんを描いてくださったのですか！？ありがとうございます〜！！白河ちゃんとのりたんも描いてくださると嬉しいです！（時間があれば！） (2019年9月18日 21時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
みか - 白河ちゃんのハッピーエンドまで読みました！これからも更新がんばです！アイビスペイントXで朝倉ちゃん描きました！白河ちゃん描くのも頑張ります！(いつかみんなの妖精のりたんもw) (2019年9月16日 16時) (レス) id: a93d391e46 (このIDを非表示/違反報告)
みか - 答えてくれてありがとうです！お礼かわかんないですけど60話読んでる時めちゃくちゃ日曜日の秘密って曲を思い出してですね！凪沙さんも聞いてみてください！ (2019年9月16日 15時) (レス) id: a93d391e46 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - みかさん» そうですおけおけおけっけーはみんな大好ききいちゃんです！！ (2019年9月8日 18時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪沙 | 作者ホームページ：http://なし)ー
作成日時：2017年4月19日 16時
