尊い ページ35
貴方side
何度も言うが私が好きなのは降谷零。そうです降谷零です。
いぇす降谷零!!!!!!!!(うるさい)
「でも無意識に探してたじゃない…」
『それとこれとはまた別の話です〜』
「ちぇっ」
唇を尖らせぷいっと、そっぽを向く梓さん。めちゃくちゃ可愛いけどこの人ちゃっかり舌打ち(?)してやがんぞ。
「…あ、でも安室さんはAちゃんのこと探してたよ?」
『「……え?」』
「あ〜…」
梓さんの発言を聞いて驚く私たちと納得したような声を出す碧。なぜお前はそんな納得してるんだ。
「ほら、Aちゃんが月曜か火曜に来るって言ってたでしょ?」
『あぁ、言いましたね…』
「だから安室さん、昨日の丁度今の時間あたりから扉の方をチラチラ見たり、ちょっとソワソワしてて…」
『……』
「静かに悶えるな」
『っう、う、ぅぅぅぅ……』
今のを聞いて悶えるなという方が難しいだろう。いやだってどう考えても私が来るの待ってたんでしょ。流石にこれは自意識過剰とかじゃなくてマジのやつじゃん。やだやめてよ無理好き。
「しかもシフト終わりの時に"Aさんは明日ですかね?…僕明日休みなんだけどなぁ…"って」
『ア"ァァァァァァァ尊いッッッッッ……!!!!』
「と、とうと……?」
「あ、気にしなくて大丈夫ですよ〜」
手で顔を覆いアニオタ全開で悶える私を見て?を浮かべる梓さん。普通の人に尊いとか通じないか。すみません。
「…?安室さんは……?Aのことが…?」
「好きだと思うな〜」
『っ!?!?あっ、うぇ、ん!?』
久美の疑問に対して変なことを言う梓さん。ビックリしすぎて最早むせなかった。むせるを超えた(?)
「あ、ですよね〜。A、幸せになれよ」
「結婚式は呼んでね!!」
『久美と碧は黙れ。あと梓さんは何言ってるんですか。んなわけないでしょう??』
「え?…逆に違うの…?」
『当たり前ですよ!あんなイケメンが私の事好きなわけがないじゃないですか!』
本当にない。あの人の横には本当に芸能人のような美形さんが似合うんだ。私のことを気にかけてくれてるのもいい常連さんって意味だろう。
「でも、好意持ってない相手にあんなことするかな〜…」
『……』
反論はできない。
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凪沙(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» ノーーーベルッッッ (2019年9月15日 0時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - オートコーウーメー (2019年9月14日 11時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» オトコーーーウメーーーーー (2019年9月5日 21時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - 凪沙さん» 私だ!男梅だ!オートコーウーメー (2019年9月5日 19時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - 凪沙さん» おっふ (2019年9月5日 19時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏葵 | 作者ホームページ:http://なし)ー
作成日時:2019年7月20日 23時