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無意識 ページ31

貴方side

「で、Aちゃん。実際にはどうなの…!!」

『その推理も筋は通ってるんですが、違いますね〜』

「惜しくもないんですか?」

と、聞いてくるのは安室さん。多分さっきの話を聞いて降谷零なのでは?と予想しているのだろう。だからこその質問だ。

『んふふ、どうでしょう』

…私なんで安室さんと心理戦みたいなのしてるんだろ()

別にバレてもいいけど、事情を話すタイミングとかなぁ。あとこの語彙力でどれだけいい感じに説明できるかっていうね。

「じゃあもうその話は諦めて…昔付き合ってた人とかいないの?」

『え、そんなの興味あります??』

「うん、すごく」

『えー…』

梓さんがなぜこんなに興味津々なのかが分からない。やはり恋バナ好きは全女性が好きなのね…もう碧が話せよ。お前のターンだぞ。ドローしろよ(違う)

「あぁ、コイツ付き合ってたはないですけど5回くらい告られてますよ。結構モテるんですよね〜」

『あ、ちょ、おい!!……え?』

碧が勝手に話したので私が声を上げると、どこからかピキピキ、という音が聞こえた。

『……安室さん、私の見間違いでなければあなたの持ってるコップにヒビが入ってるのですが…』

「あ"っ…」

「「……え?」」

私の言葉にやらかした、という感じの顔をする安室さんとあまりの驚きに軽く固まっている碧と梓さん。

…今のはもう降谷零ゴリラモード(褒め言葉)ですよね知ってます。

「…そのコップもう古くなってたんですかね〜!」

あはは、と苦笑いしながらそう言う梓さん。フォローしてくれてるんだろうな。優しい。

「すみません…」

「…握力気になる〜」

と、ぼそっと言う碧。その気持ちわかるぞ。

(今の感じからすると明らかに無意識…)

無意識に手に力が入るということは、なんらかの感情を覚えたのだろう。それはイラつきや、怒り。

だが今の何にそんな感情が生まれたのだろうか。

(…嫉妬?)

私が告白をされたという話を聞いたから?好きな人が自分かもわからないから?

(…いや、ないか)

夢女子はすぐにこういう思考に行ってしまう。困ったものだ。安室さんが私の事好きなわけもないのに。

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設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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凪沙(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» ノーーーベルッッッ (2019年9月15日 0時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - オートコーウーメー (2019年9月14日 11時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» オトコーーーウメーーーーー (2019年9月5日 21時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - 凪沙さん» 私だ!男梅だ!オートコーウーメー (2019年9月5日 19時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - 凪沙さん» おっふ (2019年9月5日 19時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏葵 | 作者ホームページ:http://なし)ー  
作成日時:2019年7月20日 23時

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