本格的な合宿開始｡そろそろヒロイン（笑）を成敗!!【イナズマイレブンGO】

1日遅れの☆Happy Halloween☆（イナゴ） ページ42

貴方side

『はっはっはー！』

「…なんだその格好」

『うん、最初は褒め言葉じゃないのかな？』

どうも、朝倉です。今日はハロウィンです。監督が気を利かせて部活を休みにしてくれたのでのりたんを我が家に呼んで勉強兼ハロウィンパーティということです。

ドから始まるお店で買った魔女のコスプレをしてのりたんの前に現れるも呆れ顔で見られる。うん、そうだよね。知ってた。君はそんな子。

『でも好き!!!!』

そんなセリフを言いながらベッドに座ってたのりたんに飛び込む。うん、何故ベッドに座ってるの？っていう疑問もあったけどそこは敢えて無視するよ!!

「うぉっ…ちょ、おい!!急に来んなよ！」

『もー！ツンデレだなぁ…知ってたけど♡』

「あー、はいはい。離れろ離れろ」

『照れてる？照れてます？もしや照れてます？』

「…うるっせぇよ」

顔を上げてのりたんを見れば赤くなっている顔。


あぁ、もう

『うーー、うちののりたん超可愛い…好きぃ…』


胸がきゅってなって、のりたんの顔の赤さが移ったような。


「っはぁ!?あ"ー、もう…離れろっつってんだろ！」

『やーだー』

「……ったく…どうなっても知らねぇからな」

『へ？』

そうのりたんが言った瞬間強い力で引っ張られ背中には柔らかい感触。目の前にはのりたんと天井しか映っていない。

「Trick or Treat」

『……うん？』

「お菓子くれなきゃイタズラするぞ、だよな？」

『…そうだね』

「…Do you have treat？」

『…No,I haven't』

訳すると「貴方はお菓子を持っていますか？」「いいえ、持っていません」

つまり

「んじゃ、イタズラ一択だよな？」

『へい、すとっぷ。のりたん。それは私が言うことでしょうが。せめて仮装してからいいなさ、んぅ!?』

うるさい口を塞ぐ、とはまさにこの事。言葉の通り私の口をのりたんが塞いだ。もちろん口で。

「イタズラ、だからな。こんなんじゃすまねぇから」


……どうやら立場逆転のようです

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