"小さな巨人"になりたいですっ！ (ページ15)

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じゅうよんページ15

瀬見「ナイスフォロー！！A！」

『よっしゃあぁぁ！！』

川西「ナイス、A！ありがとう！」

おれMBだけど、ブロックフォローは死ぬ気で練習したから！

素直に嬉しい！！

大平「やるな、彼方。」

白布「ですね。お前も頑張りなよ。」

工「う、うすっ！」

ふふん！
よし！

瀬見「いけっ！A！」

『はいっ！！』

川西「？！！ブロック三枚！！」

山形「いじめだろーww」

天童「俺だったら絶対やだわーww」

ﾊﾞﾁｯ

大平・白布・五色「？！！」

ﾃﾝﾃﾝﾃﾝ

ｺﾛｺﾛ...

『やったーー！！』

川西「真上に向かって...」

白布「打った....」

『どうだ！工っ！！みたか！！』

工「すげぇ...」

瀬見「すごいぞ！A！！ちゃんとブロックに当てて点取るなんて！」

『あざっす！！』

大平「いや、本当にすごいよ。」

天童「俺でも思いつかないヨ～！」

『おれ、パワーないんで、こういう方法しか思いつかなくて！』

工「...レシーブもフォローもコントロールもいい腕してるのに、ジャンプ力もあるのになんで無名なんだ？」

ｼｰﾝ

静かになった、GチームとHチームのコート。

『言ったじゃん工～。おれの中学、部活より勉強勉強だったからって！部活も、試合では手ぇ、抜くように言われてたし、皆も本気で部活やってたやつなんかいなかったもん。』

でも、

おれはバレーが好きだから

『さあ！続きやりましょう！』

だから、強いって聞いていた白鳥沢にきたんだ！！