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‐ミステリー研究部‐
美雪「うっ………尾上さんまであんな姿に……」
一「酷い顔だぜ……。
拭けよ。」
美雪「はじめちゃん……。
えっ…これ、ハンカチ?」
一「幼馴染だろ?鼻水ついてるぐらいでビビるなよ。笑」
美雪「はなみず!?
……うわっ!!!
はじめちゃん!?」
佐木「先輩……(汗)」
みのり「はい、美雪さん。」
美雪「あ、ありがとう。
みのりちゃん。」
一「問題は尾上さんが殺された場所だ。」
純「えっ…印刷室じゃないのか?」
一「尾上さんは多分、別の場所で殺されたはずだ……。
致命傷となった頭部からの出血がほとんど残ってなかった。
犯人は尾上さんを殺してから印刷室に運び、その後七不思議に見立てたんだ。
殺害現場はそう遠くない場所、恐らく旧校舎。」
佐木「旧校舎ですか……。
でもそんな遅い時間にここに残ることなんて何があります……。
まぁここに来ればワープロぐらいは出来るけど。」
一「ワープロ……。
はっ!
……おい、見てみろよ。」
金田一はワープロを開いて見せた。
キーボードには血痕が付着していた。
美雪「それじゃあ!」
一「尾上さんはここで殺されたんだ。」
風丸「でも…なんで尾上先輩ここに居たんですか?」
一「まさか!
尾上さんは桜樹先輩のフロッピーを持っててそれをこのワープロで読んでたんじゃ…」
佐木「桜樹先輩のフロッピーを尾上先輩が?」
一「その時、後ろから犯人に…………。
やっぱりフロッピーが抜かれてる。」
美雪「じゃあ、犯人にとって絶対に知られたくない事が書かれていたのね。」
バタンッ!!!
そら「!?
……だれ!!」
一「美雪はそこにいろ!!
そら、佐木!
美雪を頼んだ!!」
佐木「分かりました!」
そら「え、えぇ。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時