9話 ページ10
アズサside
A「なんか、こうやって…話すのは、久しぶりだな〜。」
アズサ「えっ…?」
A「私はね、雪峰家の3番目に生まれてね。8人兄弟の長女なの。Shadowを殲滅するのが私達の役目でね。よく「Shadowを倒すには、どうしようか?」って言いながら、兄妹揃って作戦会議するの。」
アズサ「…怖くはないの?」
A「……怖いよ…。そりゃー、私だって人間だもん…。でも、何があっても、Shadowの好き勝手にはさせたくないの。Shadowは、人間が死ぬところを喜んでいるの…。Shadowにはね、それぞれ階位が違うの。」
アズサ「…強さの順?」
A「まぁ、そんなとこ…。Shadowには、下級→中級→上級→災害級→UNKNOWN→侵略級っていう階位があるの。もちろん、殲滅級にも同じ階位が存在するの。下級→中級→上級→特別級→国防戦力級→防衛レベルっていう階位があってね。私は、特別級。お兄ちゃんたちは、国防戦力級なの。それが、私の強さの象徴なの。」
アズサ「悪霊系は…国防戦力級って聞いたことあるけど…まだ異能力を……」
A「まぁ…それは、私の母の呪いがあるから…」
アズサ「お母さん?」
A「私のお母さん、吸血鬼でありながら…防衛レベルの持ち主だったの。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年2月25日 11時