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11話 ページ12

A「…アズサくん。」


アズサ「…どうしたの?Aさん…」


ちゃんと言わないとね。


A「血、吸っていいよ?」


アズサ「えっ?…いいの…?」


A「うん。」


アズサ「本当にいいの…?」


A「うん。」


アズサ「ありがとう…Aさん…」


A「あまり痛くしないでね。」


アズサ「…うん…」


アズサくんが私の首筋を舐め、キバをたてた。


アズサ「…ん…んぅ…」


A「痛…い!アズサ…くん!や…んぅ…あ…」


アズ「…ん…ぷはぁ…Aさんの血すごく甘くて美味しい!…コウの言ったとおりだ…」


A「…えっ?そうなの?」


私の血そんなに甘いんだ。

知らなかった。


アズ「うん…そうだよ…ねぇ、もう1回…吸っていい?」


A「…うん。でも、痛いよ…」


アズサ「…ありがとう…大丈夫…すぐに気持ち良くなるから…」


A「本当ですか?」


アズサ「…本当…」


A「わかりました。アズサくん、いいよ。」


アズサ「…ありがとう…」


アズサくんはまた、私の血を吸いはじめた。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年2月25日 11時

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