2話 ページ4
『水野様。本、選んでいて構いませんよ?((ニコッ』
そう言えば、彼女は嬉しそうに「良いんですか?」と聞いた。
『ええ、構いませんよ。どうぞ、行ってきてください。』
そう言うと、彼女は本棚の方へと向かった。
うさぎ「……ん?地場歩?」
『はい。僕の名前は、地場歩ですよ。』
まこと「まさか、衛さんの!?」
『お兄ちゃんのことご存知なんですか?』
レイ「えっ!?衛さんの弟さん!!?」
『はい。地場衛の弟の歩です。兄もこちらに来るんですよ。』
うさぎ「えっ!?そうなの!!?」
『あっ、お客様。このメニューから、好きな飲み物を選んで下さい。ケーキなどもありますから、良ければ食べて下さいね。』
と言うと、月野様はパァア…ッと顔を明るくした。
が……
うさぎ「っは。でも今日急いで帰って来てって言われてたんだった!」
レイ「ええっ!?もう、なんで忘れてたの!」
うさぎ「えへへ〜、ごめんなさぁ〜い!」
レイ「もうっ。亜美ちゃーん!今日はもう帰ろ〜っ」
亜美「ええっ、もう?」
美奈子「うさぎが今日急いで帰って来てって言われてたの、忘れてたみたいなの。」
亜美「あらら…(汗)面白そうな本、あったんだけどなぁ…」
『あ、予約しましょうか?』
亜美「いいんですかっ?お願いしますっ!」
『ええ。分かりました((ニコッ』
うさぎ「うわぁあ〜っ!やばい〜!早く帰らないとーっ!」
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年7月9日 11時