77話 金田一少年の決死行 ページ28
畠山「剣持さん。警部が指名手配犯をかばうなんて前代未聞ですよ。金田一、君を逮捕する。」
そう言って一さんに歩み寄った畠山さん。
一「この事件には高遠遙一が関わってる!」
貴方「!?」
竜二「えっ…」
真壁「誰それ?」
竜二「指名手配中の地獄の傀儡師と呼ばれる。犯罪プロデューサーです。」
彩「は、犯罪プロデューサー!?」
一「あいつと電話で話した。巌窟王を使って事件を起こし、罪を俺になすりつけたんだ。」
友利「しかしな。お前が俺や大勢の前で、剣持警部を刺したのは、紛れもない事実なんだよ!」
一「違う!それは、なにかトリックがあるはずなんだ!」
友利「知らねえよ!トッリクなんか。証拠だよ!証拠を見せてみろ。」
一「いや…それはまだ。」
貴方『もう…我慢できない!』
Aは、一さんの前に立つ。
貴方「お兄ちゃんは、何もしてない!!」
一「A……」
友利「だから、どこにそんな証拠があるんだよ!」
貴方「証明します!」
友利「は?」
貴方「私が…お兄ちゃんの代わりに無実を証明します!」
KZメンバー「!?」
貴方「証明できたら、お兄ちゃんの無実は証明されるんですよね!3年前みたいに…私の大切なものは、奪わせない!!貴方達警察の思う通りには、絶対にさせない!!!」
黒木『A…3年前に……
何があるの?』
一「……A……」
剣持「友利刑事。俺からもお願いする。時間をくれ。この通りだ…!」
剣持さんが頭を下げると……
私も頭を下げる。
友利「…わかりました。」
そんな言葉が上から降ってくる。
友利「ただし、一晩だけです。明日の7時までに証拠を見つけなければ、神奈川県警が彼を連行します。それと、彼は私達の方で感心しておきます。」
一「そんなっ…!」
剣持「そんなの無茶だっ!」
貴方「分かりました。」
一「A!」
貴方「……大丈夫。9時間あれば十分です。((微笑み」
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年4月4日 18時