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No.34 ページ35
小夜side
最初は……
主との留守番、僕に務まるのか不安だった。
僕より小さい彼女にどう接すればいいのか分からなかった。
それに、どこか僕たちに怯えているような感じもした。
皆が帰ってくるまでどう主と過ごそうと考えていると……
貴方「私は…復讐って言うよりかは……
許せないって気持ちが…大きいかな……。」
小夜「えっ……」
それを言われて、驚いた。
突然主に「兄弟はいるか?」って聞かれた。
その後、すぐ鍛刀部屋まで連れていかれたかと思うと、兄様達を鍛刀してくれた。
正直驚いた……。
宗三兄様ならまだしも、江雪兄様までまさか1発で出てくると思わなかった。
でも兄様達に声を掛けられた主は、どこか怖がっているような様子だった。
___薬研「大将をあんまり怖がらせないでくれよ。」___
薬研さんがそう言ったのには、もしかして何か理由でもあったのか。
でも、なぜか今はまだ深く踏み込んではいけない気がした。
とりあえず主を安心させるため、僕は自分よりも小さなその手を握った。
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年3月31日 16時