48話 影山&狩屋編 ページ50
綱海｢そう！俺の母さん！！」
母｢海士がいつもお世話になってます海士の母浜野茉鈴(まりん)です。」
綱海さんのお母さんは自己紹介をすると二人に向かって一礼した。
狩屋｢いえ、こちらこそ！！」
影山｢綱海さんには、いつもお世話になってます！！」
二人はそう言いながらあわてて一礼をした。
母｢二人とも名前は？｣
輝｢影山輝です！！」
狩屋｢狩屋マサキです！」
母｢輝くんとマサキ君ね！！覚えておきます！」
影山、狩屋｢はいっ！」
影山｢そういえば、さっき綱海さんのことを海士って……」
綱海｢あぁ！俺の本当の名前は浜野海士って言うんだ！！」
輝｢ええ！？そうだったんですか！」
狩屋｢そっか！襲名した時は、襲名した名前で呼びあうから！！」
綱海｢だから、俺の名前知ってるのは、襲名メンバーと一部のファンだけだ！」
俺達は、綱海さんの本当の名前が知れて少し得した気分になった。
影山｢それにしても、この上に飾ってあるたくさんの写真って……」
母｢それは、みんな綱海を襲名した人達です」
綱海｢それに、みんな俺達浜野家の人達なんだ」
狩屋｢こ、これ全部！？」
母｢そうです。私達浜野家の男は、みんな代々綱海を襲名してきた家系なんです。」
影山｢あれ？でも、普通綱海家じゃないんですか？｣
母｢綱海家は、長い間子供がいなくてその伝統が途切れてしまう恐れがあったので、親戚の浜野家に託されることになったんです。」
綱海｢そうだ！綱海秘伝の書があるけど見る？｣
輝狩屋｢綱海秘伝の書？｣
そして綱海が持ってきたのは数十個にもなる巻物だった。
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作者名：AYANE | 作成日時：2022年7月30日 9時
