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ヒロイン-4- ページ6
___三日前の朝練AM5:30
「もう一本！」
「えー！？」
「来いっ！」
誰もいない朝、Aと捺は二人サーブとレシーブの練習をしていた。
満足に練習出来るのは本の30分程度、彼らはその時間を正確に使っていた。
「二本連続行くよっ！！」
Aがボールを取って投げ、飛ぶ。ジャンプサーブだ。
「っ...」
捺はレシーブを苦手にしているため毎朝練習していた。
「行くよっ！！」
Aがもう一度ジャンプサーブをする。
「っ！？」
そのサーブは先程のサーブより早く感じた。
捺"だけ"が。
「いった!!!」
「あっ、ごめん!!」
上手くサーブを受け取れなかった捺は顔面と腕を痛めた。
「ちっ、さっきのもう一回だ」
「えー。じゃあ、もー一回二回連続ね？」
呆れた顔をしてAが言う。
そんな二人の様子を見ていた入畑監督。
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作者名：雛月 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月27日 23時
